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国立科学博物館の案内 (地球館)

もう1ヶ月くらい前ですが、国立科学博物館へ「大哺乳類展 1 陸のなかまたち」を観に行こうとしたのですが、チケット売り場の行列を見て諦めて久々に常設を観に行ってきました。ここはルールを守れば写真も撮れます。

国立科学博物館 公式サイト:http://www.kahaku.go.jp/

この博物館はかなり広く、地球館と日本館に分かれています。今日は地球館をご紹介しようと思うのですが、地下3階から地上3階まであり、地球館だけで観るのに2時間はかかりますw (それでもかなり早めに周っている感覚です) 特別展とあわせて周ると1日かかる勢いです。今回は一番地下から観ていきましたので、上に向かってご紹介しようかと思います。

<地下3F [宇宙・物質・法則 / 科博の活動] -自然“しくみ”を探る-> ★詳細紹介ページまずは宇宙や科学についてのコーナーです。写真は少ないですが、ここは宇宙好きの私にとってかなり面白い場所です。

隕石。結構大きいです。
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分子の模型。極大と極小が同じフロアにあって面白い。背後に見えるように体験コーナーのようなものが沢山あります。
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<地下2F [地球環境の変動と生物の進化 -誕生と絶滅の不思議-] -誕生と絶滅の不思議-> ★詳細紹介ページ
地下2階は生物の進化のコーナー。化石や骨が多く展示されていて、古代好きでなくても観て楽しめます。

カクトクリヌスという植物の化石。揺らめいている感じがそのまま化石になってる不思議。
DSC_1224.jpg

三葉虫の化石。大きくて若干きもいw カンブリア紀頃に栄えたようです。
この辺には植物の化石などもありました。
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地下2階の奥には哺乳類の骨もありました。右はアメリカマストドンという象のような生物
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こちらは海に戻って進化した生物のコーナー。天井にまで展示され、泳ぐような展示方法が面白いです。
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こちらは原人のコーナー。博物館といえばこういうのがあるイメージですよねw 人類が拡散していく様子などもわかります。
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<地下1F [地球環境の変動と生物の進化 -恐竜の謎を探る-] -恐竜の謎を探る-> ★詳細紹介ページ
化石といったらやはり恐竜が出てこないと納得できないと思いますw 地下1Fはどど~んと恐竜達が待っています。子供は勿論、大人にも人気のコーナーです。

名前を見忘れましたがティラノサウルスかな。
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こちらは全く名前がわかりませんw ほかにステゴサウルスやトリケラトプスも展示されていました。
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<1F [地球の多様な生き物たち] -みんな、かかわりあって生きている-> ★詳細紹介ページ
1階は現代の地球の生物の多様性についてのコーナーです。進化の木を辿っていくコーナーなどもあり進化の歴史もわかります。

左からジャコウウシ、シロイワヤギ、ペンギン。可愛い彼らも寒さと戦って進化してきました。
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蝶の標本やクワガタの標本なども沢山あります。
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<M2F  [科学技術の偉人たち] -日本の科学者技術者-> ★詳細紹介ページ
こちらは中2階のちょっとした休憩スペースのようなところです。知らない偉人が沢山いて我ながら恥ずかしい^^;
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<2F [科学と技術の歩み / たんけん広場-身近な科学] -私たちは考え、手を使い、創ってきた-> ★詳細紹介ページ
2階は打って変わって近代の科学技術に関するコーナーです。

左:平成18年に重要文化財に指定された江戸時代の万年時計。和時計の最高傑作なのだとか。
右:いわずと知れた平賀源内のエレキテルの複製です。隣にあるのは茶運び人形。
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何故か零戦もあります。外国のお客さんも多いのに大丈夫なのかなw 他にもロケットや車なども展示されていました。
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<3F 大地を駆ける生命 / たんけん広場-発見の森] -力強く生きる哺乳類と鳥類をみる-> ★詳細紹介ページ
3階は再び生物のコーナーです。ここにはヨシモトコレクションというハワイの日系2世の方の貴重な剥製コレクションがあります。

こんな感じでかなりの点数と質をほこります。ちょっと可哀想だけど壮観です。
DSC_1341.jpg

パンダ。今じゃ絶対に剥製は無理ですね。可愛いだけに可哀想(><)
DSC_1346.jpg

多種多様にいます。これを観るだけでもここに来る価値があるかも。
DSC_1347.jpg

ということで、生物と科学が混じった展示になっています。特に恐竜と3階の剥製は観ていて面白いので、是非1度は観ておきたい博物館です。

次回は日本館の方をご紹介しようと思います。
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Comment
No title
日本館のレポート\(^○^)/
3Fの宝箱、見ていただけましたでしょうか?
ムフッ(謎)
Re: No title
σ(^○^) さん
コメントありがとうございます。
実はこの日、日本館3Fは最後に回ったために閉館間際でかなり急ぎ足となってしまいましたw
また行く機会もあるかと思うのでチェックしてみますね^^
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■2011/11/21
海の見える杜美術館の公式紹介サイトに掲載されました
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■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
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■2009/10/28
Yahoo!カテゴリーに登録されました
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  → 関東 > 絵画

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