HOME   »  写真  »  東京国立博物館の案内 【2010年06月】

東京国立博物館の案内 【2010年06月】

昨日に続き、東京国立博物館の常設展示のご紹介です。今回も素晴らしい作品が並んでいたので、ご紹介しようと思います。(私が行ったのは6月だったので既に一部の内容が変わっています。公式サイトで現在の展示作品を確認できます)
 公式サイト:
  http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=00&mansion_id=M1

 ※ここの常設はルールさえ守れば写真が撮れます。(撮影禁止の作品もあります)
  もし掲載に問題がある場合はすぐに下げますのでお申し付けください。

DSC_13231.jpg

 参考記事:
   東京国立博物館の案内 【建物編】
   東京国立博物館の案内 【常設・仏教編】
   東京国立博物館の案内 【常設・美術編】
   東京国立博物館の案内 【2009年08月】
   東京国立博物館の案内 【2009年10月】
   東京国立博物館の案内 【2009年11月】
   東京国立博物館の案内 【秋の庭園解放】
   東京国立博物館の案内 【2009年12月】
   東京国立博物館の案内 【2009年12月】 その2
   東京国立博物館の案内 【2010年02月】


まずは平成館に向かう方にある近代美術の部屋です。

横山大観 「雲中富士」
雲間に頭を出す富士。色が鮮明でなんとも雄大です。
DSC_13258.jpg

横山大観 「竹雨」
雨できりがかっている様子がよく出ています。墨線の片側や墨面の一部が滲むように見える「片ぼかし」という手法が使われているそうです。
DSC_13274.jpg

この部屋には黒田清輝や梅原龍三郎、柴田是真などの素晴らしい作品もありました。
続いて本館入口正面の海外の仏像のコーナー。

「如来坐像」
これはパキスタンのガンダーラの仏像。顔が向こうの人っぽいです。頭の両脇の仏は、右が帝釈天、左が梵天らしいです。
DSC_13234.jpg

「菩薩半跏像」
これは日本産かな? 朝鮮半島との作例との関連が指摘されるそうです。
DSC_13241.jpg

さらに隣の本館の右奥の仏像のコーナー

「愛染明王坐像」
奈良のお寺に伝わっていた像で、ほぼ作られた時のままの姿で伝わっているそうです。明王は迫力があります。 隣にはこの像を収めた豪華な厨子も展示されていました。
DSC_13298.jpg

1階の陶器や刀剣のコーナーを観てからどんどん奥に進むと中国の磁器の枕のコーナーがありました。見た目は何とも美しいですが、枕にしては高くて痛そうな気もしますw
DSC_13332.jpg

続いて2Fです。

山梨県笛吹市上黒駒出土 「土偶」
これは半年ほど前の土偶展でも出品されていたので観た方も多いのでは? 猫の顔みたいで可愛い^^
DSC_13378.jpg
 参考記事:国宝 土偶展 (東京国立博物館 本館特別5室)

さらに一気に進んで屏風の部屋では琴・囲碁・書・画の四芸に関する作品がならんでいました。

海北友松 「琴棋書画図屏風」
こんなにも華やかで優美な作品が観られました。海北友松にはこうした色彩豊かな作品も結構あるようです。
DSC_13397.jpg

狩野探幽 「琴棋書画図屏風」
こちらは水墨画で描かれています。濃淡での表現力は流石です。この他にも何点か琴棋書画を題材にした作品がありました。
DSC_13404.jpg

続いて隣の部屋の江戸時代の作品

長沢芦雪 「呉美人図」
木に寄り添って本を読む姿が知的で好みの作品です。着ている服と髪の辺りの表現が気になりました。
DSC_13433.jpg

さらに隣の能のコーナー

「能面 大べしみ」
べしみというのは口を「へしむ」という言葉から変化したそうです。天狗などの役に使われる面だそうで、眼に金環があるのは異形の証ですね。
DSC_13462.jpg
 参考記事:新春を仰ぐ 大倉コレクション 能面・能装束展 (大倉集古館)

最後に浮世絵や着物のコーナーにあった作品

磯田湖龍斎 「美人愛猫図」
猫が裾に手をかけているのが可愛い(><) 美人の猫を見る様子もまた微笑ましいです。
DSC_13486.jpg

ということで、かなりざっくりとご紹介しましたが、ここは何十回も通っているのにいまだに観たことがない作品だらけですw 非常に貴重なものがさらっと置いてあったりするので、定期チェックすると思わぬサプライズがあるかもしれません。ここだけで何時間でも楽しめます。
関連記事


記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

 

更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
更新通知用twitter



Comment
No title
愛染明王坐像と大べしみはかなり迫力ありますね!
特に大べしみ、知り合いに1人くらいこういう人がいそうです(笑)
生で見るとかなり迫力あるんでしょうね~☆

ポチッ☆
Re: No title
>東京レポーターじゃみ~るさん
いつも応援して頂きありがとうございます!
もし知り合いがべしみみたいな迫力ある顔で迫ってきたら怖いですねw

美術品はやはり生で観るのが一番です^^ ここの常設の充実振りは日本一じゃないかなあ
No title
こんにちは。
本館特5 落ち着きますよねぇ。(汗)
Re: No title
>σ(^○^) さん
本館特別5室はいつもゆったり観られますよね。(受胎告知の時とか土偶の時は混んでましたが。)
ここの仏像は日本のよりイケメンが多いような気がしますw
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

21世紀のxxx者

Author:21世紀のxxx者
 
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。

画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。

↓ブログランキングです。ぽちっと押して頂けると嬉しいです。





【トラックバック・リンク】
基本的にどちらも大歓迎です。アダルトサイト・商材紹介のみのサイトの方はご遠慮ください。
※TB・コメントは公序良俗を判断した上で断り無く削除することがあります。
※相互リンクに関しては一定以上のお付き合いの上で判断させて頂いております。

【記事・画像について】
当ブログコンテンツからの転載は一切お断り致します。(RSSは問題ありません)

更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
更新通知用twitter

展覧スケジュール
現時点で分かる限り、大きな展示のスケジュールを一覧にしました。

展展会年間スケジュール (1都3県)
検索フォーム
ブログ内検索です。
【○○美術館】 というように館名には【】をつけて検索するとみつかりやすいです。
全記事リスト
カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
メディア掲載
■2012/1/27
NHK BSプレミアム 熱中スタジアム「博物館ナイト」の収録に参加してきました
  → 詳細

■2011/11/21
海の見える杜美術館の公式紹介サイトに掲載されました
  → 詳細

■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
  → 詳細

■2009/10/28
Yahoo!カテゴリーに登録されました
  → 絵画
  → 関東 > 絵画

記事の共有
この記事をツイートする
広告
美術鑑賞のお供
細かい美術品を見るのに非常に重宝しています。
愛機紹介
このブログの写真を撮ってます。上は気合入れてる時のカメラ、下は普段使いのカメラです。
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
31位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
デザイン・アート
4位
アクセスランキングを見る>>
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

※できるだけコメント欄にお願い致します。(管理人だけに表示機能を活用ください) メールは法人の方で、会社・部署・ドメインなどを確認できる場合のみ返信致します。