牛島憲之 ―至高なる静謐― 【松濤美術館】
もう2週間ほど前ですが、渋谷区立松濤美術館で「開館30周年記念特別展 牛島憲之 ―至高なる静謐―」を観てきました。

【展覧名】
開館30周年記念特別展 牛島憲之 ―至高なる静謐―
【公式サイト】
http://shoto-museum.jp/05_exhibition/#A001
【会場】渋谷区立松濤美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】神泉駅/渋谷駅
【会期】2011年4月5日(火)~5月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日 時頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
特に混むこともなく、自分のペースでゆっくり観ることができました。
さて、今回の展覧会は牛島憲之という洋画家の個展となっておりますが、この画家は府中市美術館に足を運んだことがある方はご存知の方も多いかと思います。(府中によくスケッチしにいった縁で府中市美術館に彼の作品が遺族から寄贈され、常設の一部が牛島憲之記念館となっています。)
参考記事:
府中市美術館の常設 (2011年03月)
府中市美術館の常設 (2010年10月)
簡単な経歴としては、1900年の熊本生まれで、19歳で上京して渋谷区で過ごした時期もあるそうです。東京美術学校で岡田三郎助に師事し、卒業した年には帝展に入選するなど早くから才能を見せていたようで、戦後も日展で特選を受賞、1983年には文化勲章も受賞するなど成功を収め、後進の育成にも努めていたそうです。「絵描きは孤独でなければならない」という信念を持っていたらしく、この展覧会ではそれを垣間見れるような66点の作品が並んでいました。初期から後年の作まであったので、詳しくは気に入った作品と共に感想を書いていこうと思います。
なお、この展覧会には作品リストがありませんでしたので、作品名を間違って記載していたらごめんなさい。
<地下>
まずは地下の展示室です。初期の作品から並んでいました。ここは何故か絵の展示位置が低めで腰を落として観てましたw
牛島憲之 「風景」
恐らく初期の作品で、緑と塀に囲まれた道が描いたのかな。ぼんやりしていて細部はよく分からないですが光の表現が巧みで印象派的なものを感じました。
牛島憲之 「自画像」
マフラーをして茶色い服を着た自画像です。結構写実的で力強い印象を受けました。陰影がしっかりした感じで、後の作品とだいぶ違う雰囲気があるように思います。
牛島憲之 「暮るる山駅」
山間の小さな駅を描いた作品です。暗くなり駅に白い光が灯っている様子が見え、左の方に大きく描かれた信号?が目を引きます。やや寂しい印象を受ける絵でした。
この隣にも同じように山にある駅を描いた作品もありました。
牛島憲之 「貝焼場(午後)」
これは府中市美術館の所蔵品です。幕張近くにあった貝焼場を描いた作品で、天秤を担いで大きな窯の階段を降りてくる人や上で作業する人、手前で休んでいる人などが描かれています。石や瓦が点描表現のように並んでいるのが独特かな。色も様々でした。
この辺には出身地の熊本の貝焼き場を描いた作品もありました。
牛島憲之 「赤坂見附」 ★こちらで観られます
赤坂見附の町を描いた作品です。市電のあった頃のようで、レールや走る車、通行人や交通整理の人などが描かれています。淡い青を地にしていて、そこに簡略化・抽象化されたように描かれた画風で、シュールな感じが出てきました。ここまで観てきた作風とも違ってどんどん画風が変わって行きます。
牛島憲之 「残夏」
横長の作品で、手前に淡い緑の糸瓜が連なって釣り下がっているように描かれ、奥には風呂敷を背負った人と牛が描かれています。淡く絵本のような柔らかい雰囲気がありますが、これは終戦直後に描いた作品らしく風呂敷の人は買出しに行く姿だそうです。瓜も炎天下でだれるほど暑かったみたいですね…。
牛島憲之 「炎昼」 ★こちらで観られます
これが日展で特選を貰った作品です。手前に視界を覆うようにかぼちゃの葉っぱが描かれ、緑色の実もなっているようです。背景には十字架のような電柱などが見えます。色は穏やかで、こちらの方が先ほどの「残夏」より色は多いかな。生命力を感じる一方で、静まり返った感じや一種の神秘性のある作品でした。
牛島憲之 「邨」
柔らかいフォルムをした4つの藁葺き屋根を描いた作品です。色合いは淡く独特の世界観があります。曲線のリズムが美しく流れるようでした。
これも府中市美術館で観た覚えがあります。
牛島憲之 「永代橋」
弓のような滑らかな形で描かれた永代橋の絵です。川と空の色の境が分からないくらいで、手前に船が煙をあげて走っているのですが、橋と共にポツンとしていてシュールな雰囲気を感じました。
牛島憲之 「水門(水辺)」
川の水門を描いた作品です。門の向こうに船が浮かんでいるのも見えます。画面は門によって水平・垂直の多い構成となっていて、それがこの頃の作風の特徴のようです。この作品は具象的な感じがするにも関わらず、静かで時間が止ったような雰囲気がありました。
この近くには煙突やタンクを描いた作品もありました。
牛島憲之 「樽のある街」
建物の裏の広いところに大小5つの樽が転がって置かれている風景です。奥の樽は浮かんでいるように見えたのですが、影の表現のせいかも?? この作品も円や直線が多いのですが、柔らかい雰囲気でこれまた不思議な感覚を覚える作品でした。
牛島憲之 「晩春」
円形の建物とそこから伸びてい坂道のようなものを描いた作品で、その道の部分が大きくて目を引きました。質感や色合いは独特の柔らか味があり、これも幾何学的な要素も含んでいました。
牛島憲之 「花曇り」
桜上水の花のトンネルを描いた作品で、手前に大きな幹が横に伸びています。全体的にピンクがかった明るい色彩で、ここまで青など寒色系の背景が多かったので、これには暖かみと春の訪れを感じました。また、これだけ満開でも人は1人もいなくて、静かな雰囲気が漂っていました。
<2階>
続いて2階です。2階は部屋の真ん中にソファがたくさんあるので、くつろぎながら観て回ることができます。(カフェはなくなってしまったようです)
牛島憲之 「並木」
神宮外苑のイチョウ並木を書いた作品です。両脇の木々はくっつくようで、上部はひょろひょろとした奇妙な形をしています。 周りには何もないのですが、空には月が浮かび、右のほうに本人らしき人影がぽつんと描かれていました。天と地の境も無いし、シュールな感じを受けました、
牛島憲之 「積み藁」
十字架のような電柱の周りに置かれた白いものが描かれていて、恐らくゴミ袋だと思います。(上のほうに結び目みたいなのがある) それが積み藁のような形と言われたらそうかもしれませんw ちょっと変わったモチーフと面白いタイトルでした。
牛島憲之 「灯台のある島」
桃のような形をした島が描かれ、浜辺には灯台、右のほうには大きな木、水面には島の姿が映っていて、手前に船に乗った人もみえます。 解説によるとこれは伊豆の下田の島らしく、浮かぶ島影の美しさを必要なものだけ残してあとは捨てたそうです。島が浮かんでいるように見える理想郷のような風景でした。
牛島憲之 「薄月」
新宿近くの高速道路の立体交差を描いた作品です。緩やかな曲線とリズミカルな鉄柱に魅力を感じたらしく、こういう題材にしたそうです。空には牛島憲之が好きだった昼の月も浮かんでいました。 首都高速なのに車が1台も描かれておらず、後ろに建つ建物もオブジェのように静まり返った雰囲気でした。
そう言えば、最近ビュッフェの展覧会でも人っ子1人いない首都高の絵を観たような…。どこか似たセンスなのかも??
参考記事:ベルナール・ビュフェのまなざし フランスと日本 (ニューオータニ美術館)
牛島憲之 「夕月富士」
富士山を描いた作品です。手前に山中湖、背景に夕暮れに染まる空と三日月が浮かび、オレンジ~緑~青の色合いが美しいです。富士山は悠然としていましたが、その色合いのせいか暖かみを感じました。
なお、牛島憲之は晩年くらいまで富士は描くまいと考えていたようですが、こういう風景を観て描く気になったみたいでした。
ということで、予想以上に楽しめる展覧会でした。入館料も300円だし、かなりお得な気分になれました。図録もお手頃な価格だったので悩みましたが、もう置く場所が無いので諦めました…。節電のために営業時間に変更などがあるようですので、気になる方は公式ページをご確認の上で足を運ばれることをお勧めします。


【展覧名】
開館30周年記念特別展 牛島憲之 ―至高なる静謐―
【公式サイト】
http://shoto-museum.jp/05_exhibition/#A001
【会場】渋谷区立松濤美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】神泉駅/渋谷駅
【会期】2011年4月5日(火)~5月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日 時頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
特に混むこともなく、自分のペースでゆっくり観ることができました。
さて、今回の展覧会は牛島憲之という洋画家の個展となっておりますが、この画家は府中市美術館に足を運んだことがある方はご存知の方も多いかと思います。(府中によくスケッチしにいった縁で府中市美術館に彼の作品が遺族から寄贈され、常設の一部が牛島憲之記念館となっています。)
参考記事:
府中市美術館の常設 (2011年03月)
府中市美術館の常設 (2010年10月)
簡単な経歴としては、1900年の熊本生まれで、19歳で上京して渋谷区で過ごした時期もあるそうです。東京美術学校で岡田三郎助に師事し、卒業した年には帝展に入選するなど早くから才能を見せていたようで、戦後も日展で特選を受賞、1983年には文化勲章も受賞するなど成功を収め、後進の育成にも努めていたそうです。「絵描きは孤独でなければならない」という信念を持っていたらしく、この展覧会ではそれを垣間見れるような66点の作品が並んでいました。初期から後年の作まであったので、詳しくは気に入った作品と共に感想を書いていこうと思います。
なお、この展覧会には作品リストがありませんでしたので、作品名を間違って記載していたらごめんなさい。
<地下>
まずは地下の展示室です。初期の作品から並んでいました。ここは何故か絵の展示位置が低めで腰を落として観てましたw
牛島憲之 「風景」
恐らく初期の作品で、緑と塀に囲まれた道が描いたのかな。ぼんやりしていて細部はよく分からないですが光の表現が巧みで印象派的なものを感じました。
牛島憲之 「自画像」
マフラーをして茶色い服を着た自画像です。結構写実的で力強い印象を受けました。陰影がしっかりした感じで、後の作品とだいぶ違う雰囲気があるように思います。
牛島憲之 「暮るる山駅」
山間の小さな駅を描いた作品です。暗くなり駅に白い光が灯っている様子が見え、左の方に大きく描かれた信号?が目を引きます。やや寂しい印象を受ける絵でした。
この隣にも同じように山にある駅を描いた作品もありました。
牛島憲之 「貝焼場(午後)」
これは府中市美術館の所蔵品です。幕張近くにあった貝焼場を描いた作品で、天秤を担いで大きな窯の階段を降りてくる人や上で作業する人、手前で休んでいる人などが描かれています。石や瓦が点描表現のように並んでいるのが独特かな。色も様々でした。
この辺には出身地の熊本の貝焼き場を描いた作品もありました。
牛島憲之 「赤坂見附」 ★こちらで観られます
赤坂見附の町を描いた作品です。市電のあった頃のようで、レールや走る車、通行人や交通整理の人などが描かれています。淡い青を地にしていて、そこに簡略化・抽象化されたように描かれた画風で、シュールな感じが出てきました。ここまで観てきた作風とも違ってどんどん画風が変わって行きます。
牛島憲之 「残夏」
横長の作品で、手前に淡い緑の糸瓜が連なって釣り下がっているように描かれ、奥には風呂敷を背負った人と牛が描かれています。淡く絵本のような柔らかい雰囲気がありますが、これは終戦直後に描いた作品らしく風呂敷の人は買出しに行く姿だそうです。瓜も炎天下でだれるほど暑かったみたいですね…。
牛島憲之 「炎昼」 ★こちらで観られます
これが日展で特選を貰った作品です。手前に視界を覆うようにかぼちゃの葉っぱが描かれ、緑色の実もなっているようです。背景には十字架のような電柱などが見えます。色は穏やかで、こちらの方が先ほどの「残夏」より色は多いかな。生命力を感じる一方で、静まり返った感じや一種の神秘性のある作品でした。
牛島憲之 「邨」
柔らかいフォルムをした4つの藁葺き屋根を描いた作品です。色合いは淡く独特の世界観があります。曲線のリズムが美しく流れるようでした。
これも府中市美術館で観た覚えがあります。
牛島憲之 「永代橋」
弓のような滑らかな形で描かれた永代橋の絵です。川と空の色の境が分からないくらいで、手前に船が煙をあげて走っているのですが、橋と共にポツンとしていてシュールな雰囲気を感じました。
牛島憲之 「水門(水辺)」
川の水門を描いた作品です。門の向こうに船が浮かんでいるのも見えます。画面は門によって水平・垂直の多い構成となっていて、それがこの頃の作風の特徴のようです。この作品は具象的な感じがするにも関わらず、静かで時間が止ったような雰囲気がありました。
この近くには煙突やタンクを描いた作品もありました。
牛島憲之 「樽のある街」
建物の裏の広いところに大小5つの樽が転がって置かれている風景です。奥の樽は浮かんでいるように見えたのですが、影の表現のせいかも?? この作品も円や直線が多いのですが、柔らかい雰囲気でこれまた不思議な感覚を覚える作品でした。
牛島憲之 「晩春」
円形の建物とそこから伸びてい坂道のようなものを描いた作品で、その道の部分が大きくて目を引きました。質感や色合いは独特の柔らか味があり、これも幾何学的な要素も含んでいました。
牛島憲之 「花曇り」
桜上水の花のトンネルを描いた作品で、手前に大きな幹が横に伸びています。全体的にピンクがかった明るい色彩で、ここまで青など寒色系の背景が多かったので、これには暖かみと春の訪れを感じました。また、これだけ満開でも人は1人もいなくて、静かな雰囲気が漂っていました。
<2階>
続いて2階です。2階は部屋の真ん中にソファがたくさんあるので、くつろぎながら観て回ることができます。(カフェはなくなってしまったようです)
牛島憲之 「並木」
神宮外苑のイチョウ並木を書いた作品です。両脇の木々はくっつくようで、上部はひょろひょろとした奇妙な形をしています。 周りには何もないのですが、空には月が浮かび、右のほうに本人らしき人影がぽつんと描かれていました。天と地の境も無いし、シュールな感じを受けました、
牛島憲之 「積み藁」
十字架のような電柱の周りに置かれた白いものが描かれていて、恐らくゴミ袋だと思います。(上のほうに結び目みたいなのがある) それが積み藁のような形と言われたらそうかもしれませんw ちょっと変わったモチーフと面白いタイトルでした。
牛島憲之 「灯台のある島」
桃のような形をした島が描かれ、浜辺には灯台、右のほうには大きな木、水面には島の姿が映っていて、手前に船に乗った人もみえます。 解説によるとこれは伊豆の下田の島らしく、浮かぶ島影の美しさを必要なものだけ残してあとは捨てたそうです。島が浮かんでいるように見える理想郷のような風景でした。
牛島憲之 「薄月」
新宿近くの高速道路の立体交差を描いた作品です。緩やかな曲線とリズミカルな鉄柱に魅力を感じたらしく、こういう題材にしたそうです。空には牛島憲之が好きだった昼の月も浮かんでいました。 首都高速なのに車が1台も描かれておらず、後ろに建つ建物もオブジェのように静まり返った雰囲気でした。
そう言えば、最近ビュッフェの展覧会でも人っ子1人いない首都高の絵を観たような…。どこか似たセンスなのかも??
参考記事:ベルナール・ビュフェのまなざし フランスと日本 (ニューオータニ美術館)
牛島憲之 「夕月富士」
富士山を描いた作品です。手前に山中湖、背景に夕暮れに染まる空と三日月が浮かび、オレンジ~緑~青の色合いが美しいです。富士山は悠然としていましたが、その色合いのせいか暖かみを感じました。
なお、牛島憲之は晩年くらいまで富士は描くまいと考えていたようですが、こういう風景を観て描く気になったみたいでした。
ということで、予想以上に楽しめる展覧会でした。入館料も300円だし、かなりお得な気分になれました。図録もお手頃な価格だったので悩みましたが、もう置く場所が無いので諦めました…。節電のために営業時間に変更などがあるようですので、気になる方は公式ページをご確認の上で足を運ばれることをお勧めします。
- 関連記事
-
-
国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱 ‐伝えられた日本の美‐ 【畠山記念館】 2011/05/02
-
江戸の人物画―姿の美、力、奇 (後期)【府中市美術館】 2011/05/01
-
にっぽんの客船 タイムトリップ 展 【INAXギャラリー】 2011/04/30
-
Taiko Matsuo_Layered 【ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX】 2011/04/28
-
花鳥の美 ―珠玉の日本・東洋美術 【出光美術館】 2011/04/27
-
芸大コレクション展―春の名品選 【東京藝術大学大学美術館】 2011/04/26
-
香り かぐわしき名宝 【東京藝術大学大学美術館】 2011/04/25
-
牛島憲之 ―至高なる静謐― 【松濤美術館】 2011/04/22
-
渋沢家のおひなさま 【渋沢史料館】 2011/04/20
-
ノスタルジア・駅弁掛け紙コレクション ~描かれた名所・名物・名産展~ 【北区飛鳥山博物館】 2011/04/19
-
おもちゃ絵の世界 ~見る・作る・遊ぶ・学ぶ~ 【紙の博物館】 2011/04/18
-
夢に挑む コレクションの軌跡 【サントリー美術館】 2011/04/15
-
ベルナール・ビュフェのまなざし フランスと日本 【ニューオータニ美術館】 2011/04/13
-
【世田谷美術館】の常設 (2011年04月) 2011/04/11
-
白洲正子 神と仏、自然への祈り 【世田谷美術館】 2011/04/10
-
記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。


更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
更新通知用twitter
Comment
う~~む。
すごく魅力的な絵画ですね。
渋谷かあ~!ぜひナマ作品を見たいです…。
もう置く場所が無い…にはW
一般公開したらマニアがきそう。
渋谷かあ~!ぜひナマ作品を見たいです…。
もう置く場所が無い…にはW
一般公開したらマニアがきそう。

Re: う~~む。
>パンピーさん
コメントありがとうございます^^
この画家はどこかシュールで、ぽつんとした寂寥感、静けさを感じる作品が多くて面白いですよ。
館内も静かだし、良い雰囲気でした。
私の部屋はものが多すぎてもう何も増やせません(><) 壁にCDが2000枚くらいあるのですが、先日の地震で倒れそうになったのが恐怖ですw
それでも相当良い展示内容の時は買っちゃったりもしますが・・・。
コメントありがとうございます^^
この画家はどこかシュールで、ぽつんとした寂寥感、静けさを感じる作品が多くて面白いですよ。
館内も静かだし、良い雰囲気でした。
私の部屋はものが多すぎてもう何も増やせません(><) 壁にCDが2000枚くらいあるのですが、先日の地震で倒れそうになったのが恐怖ですw
それでも相当良い展示内容の時は買っちゃったりもしますが・・・。
松濤美術館
行ってきました!牛島憲之展。
館内の雰囲気も絵もお好みでとても良かったです。
図録買っちゃいましたよ。
その後、昨日4日は晴天で
代々木公園でビール飲んでなごんでいました。
館内の雰囲気も絵もお好みでとても良かったです。
図録買っちゃいましたよ。
その後、昨日4日は晴天で
代々木公園でビール飲んでなごんでいました。

Re: 松濤美術館
>パンピーさん
コメントありがとうございます^^
満足されたようで何よりです。図録もお買い得ですよね。私も欲しかったw
松濤美術館は建物自体も白井晟一の設計で面白いです。
この時期は屋外も気持ち良くて楽しそうです。1年で5月が一番好きかも。
コメントありがとうございます^^
満足されたようで何よりです。図録もお買い得ですよね。私も欲しかったw
松濤美術館は建物自体も白井晟一の設計で面白いです。
この時期は屋外も気持ち良くて楽しそうです。1年で5月が一番好きかも。
Trackback
Trackback URL
このエントリーの固定リンク
Comment Form
プロフィール
Author:21世紀のxxx者
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。
画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。
↓ブログランキングです。ぽちっと押して頂けると嬉しいです。
【トラックバック・リンク】
基本的にどちらも大歓迎です。アダルトサイト・商材紹介のみのサイトの方はご遠慮ください。
※TB・コメントは公序良俗を判断した上で断り無く削除することがあります。
※相互リンクに関しては一定以上のお付き合いの上で判断させて頂いております。
【記事・画像について】
当ブログコンテンツからの転載は一切お断り致します。(RSSは問題ありません)
更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
更新通知用twitter
展覧スケジュール
検索フォーム
ブログ内検索です。
【○○美術館】 というように館名には【】をつけて検索するとみつかりやすいです。
全記事リスト
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する
日ごろ参考にしているブログです。こちらにも訪れてみてください。
<美術系サイト>
弐代目・青い日記帳
いづつやの文化記号
あるYoginiの日常
影とシルエットのアート
建築学科生のブログ
彫刻パラダイス
ギャラリークニャ
「 10秒美術館 」 ~元画商がほんのり捧げる3行コメント~
だまけん文化センター
横浜を好きになる100の方法
美術品オークション
<読者サイト>
アスカリーナのいちご日記
Gogorit Mogorit Diary
青い海(沖縄ブログ)
なつの天然生活
月の囁き
桜から四季の花まで、江戸東京散歩日記
うさみさんのお出かけメモ (u_u)
森の家ーイラストのある生活
Croquis
ラクダにひかれてダマスカス
<友人のサイト>
男性に着て欲しいメンズファッション集
Androidタブレット比較
キャンペーン情報をまとめるブログ
日ごろ参考にしているブログです。こちらにも訪れてみてください。
<美術系サイト>
弐代目・青い日記帳
いづつやの文化記号
あるYoginiの日常
影とシルエットのアート
建築学科生のブログ
彫刻パラダイス
ギャラリークニャ
「 10秒美術館 」 ~元画商がほんのり捧げる3行コメント~
だまけん文化センター
横浜を好きになる100の方法
美術品オークション
<読者サイト>
アスカリーナのいちご日記
Gogorit Mogorit Diary
青い海(沖縄ブログ)
なつの天然生活
月の囁き
桜から四季の花まで、江戸東京散歩日記
うさみさんのお出かけメモ (u_u)
森の家ーイラストのある生活
Croquis
ラクダにひかれてダマスカス
<友人のサイト>
男性に着て欲しいメンズファッション集
Androidタブレット比較
キャンペーン情報をまとめるブログ
最新記事
-
最近観た展示 (202303) (05/26)
-
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2023年04月号】 (04/01)
-
最近観た展示 (202302) (03/10)
-
最近観た展示 (202301) (02/10)
-
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2023年01月号】 (01/01)
-
2022年の振り返り (12/31)
-
最近観た展示 (202212) (12/30)
-
最近観た展示 (202211) (12/29)
-
最近観た展示 (202210) (11/11)
-
最近観た展示 (202209) (10/07)
-
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年10月号】 (10/02)
-
最近観た展示 (202208) (08/30)
-
最近観た展示 (202206~07) (07/28)
-
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年07月号】 (07/07)
-
映画「トップガン マーヴェリック」4DX SCREEN吹替版 (ややネタバレあり) (06/21)
-
映画「シン・ウルトラマン」(ややネタバレあり) (06/20)
-
メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年 (感想後編)【国立新美術館】 (06/12)
-
メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年 (感想前編)【国立新美術館】 (06/06)
-
ダミアン・ハースト 桜 【国立新美術館】 (05/23)
-
最後の印象派、二大巨匠 シダネルとマルタン展 【SOMPO美術館】 (05/16)
-
最近観た展示 (05/09)
-
ミロ展-日本を夢みて (感想後編)【Bunkamura ザ・ミュージアム】 (04/25)
-
ミロ展-日本を夢みて (感想前編)【Bunkamura ザ・ミュージアム】 (04/20)
-
奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム 【東京都庭園美術館】 (04/11)
-
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年04月号】 (04/01)
-
【密蔵院】の安行寒桜の写真 (03/27)
-
グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生【世田谷美術館】 (03/22)
-
大・タイガー立石展 世界を描きつくせ!【うらわ美術館】 (03/14)
-
大・タイガー立石展 世界を描きつくせ! 【埼玉県立近代美術館】 (03/07)
-
もうすぐ再開予定 (02/28)
-
2021 MOMASコレクション 第3期 【埼玉県立近代美術館】 (01/21)
-
鎌倉の写真 (2021年11月) (01/18)
-
没後70年 吉田博展 【川越市立美術館】 (01/16)
-
今後の更新について (01/14)
-
【山崎美術館】の案内 (2021年11月) (01/11)
-
保岡勝也 「旧山崎家別邸」 (01/09)
-
映画「劇場版 呪術廻戦 0」(ややネタバレあり) (01/07)
-
TERUHISA KITAHARA 鉄道コレクション展 【京橋エドグランタウンミュージアム】 (01/05)
-
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年01月号】 (01/01)
-
2021年の振り返り (12/31)
-
ヘラルボニー/ゼロからはじまる 【BAG-Brillia Art Gallery】 (12/29)
-
映画「キングスマン:ファースト・エージェント」(ややネタバレあり) (12/27)
-
横溝美由紀「Landscape やわらかな地平のその先に」 【ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX】 (12/26)
-
第15回 shiseido art egg 【資生堂ギャラリー】 (12/23)
-
映画「マトリックス レザレクションズ」(ややネタバレあり) (12/21)
-
ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ 【パナソニック汐留美術館】 (12/19)
-
鈴木其一・夏秋渓流図屏風 【根津美術館】 (12/16)
-
【根津美術館】の紅葉 2021年11月 (12/14)
-
カフェラヴォワ 【新宿界隈のお店】 (12/12)
-
川瀬巴水 旅と郷愁の風景 【SOMPO美術館】 (12/10)
最新コメント
- 21世紀のxxx者:イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン (感想後編)【三菱一号館美術館】 (12/09)
- ゆーき:イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン (感想後編)【三菱一号館美術館】 (12/09)
- 21世紀のxxx者:奇蹟の芸術都市バルセロナ (感想前編)【東京ステーションギャラリー】 (01/03)
- うさぴょん:キヨノサチコ絵本原画の世界 みんな大好き!ノンタン展 【松屋銀座】 (03/21)
- 21世紀のxxx者:川豊 【成田界隈のお店】 (03/04)
- 21世紀のxxx者:劇団四季 「MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)」 (03/04)
- 萌音:川豊 【成田界隈のお店】 (03/03)
最新トラックバック
月別アーカイブ
- 2023/05 (1)
- 2023/04 (1)
- 2023/03 (1)
- 2023/02 (1)
- 2023/01 (1)
- 2022/12 (3)
- 2022/11 (1)
- 2022/10 (2)
- 2022/08 (1)
- 2022/07 (2)
- 2022/06 (4)
- 2022/05 (3)
- 2022/04 (4)
- 2022/03 (4)
- 2022/02 (1)
- 2022/01 (9)
- 2021/12 (12)
- 2021/11 (14)
- 2021/10 (10)
- 2021/09 (6)
- 2021/08 (9)
- 2021/07 (10)
- 2021/06 (9)
- 2021/05 (11)
- 2021/04 (12)
- 2021/03 (12)
- 2021/02 (13)
- 2021/01 (13)
- 2020/12 (13)
- 2020/11 (14)
- 2020/10 (14)
- 2020/09 (14)
- 2020/08 (15)
- 2020/07 (14)
- 2020/06 (15)
- 2020/05 (15)
- 2020/04 (16)
- 2020/03 (24)
- 2020/02 (26)
- 2020/01 (28)
- 2019/12 (28)
- 2019/11 (26)
- 2019/10 (28)
- 2019/09 (28)
- 2019/08 (28)
- 2019/07 (28)
- 2019/06 (28)
- 2019/05 (28)
- 2019/04 (28)
- 2019/03 (28)
- 2019/02 (26)
- 2019/01 (29)
- 2018/12 (29)
- 2018/11 (28)
- 2018/10 (29)
- 2018/09 (27)
- 2018/08 (29)
- 2018/07 (29)
- 2018/06 (28)
- 2018/05 (29)
- 2018/04 (28)
- 2018/03 (29)
- 2018/02 (26)
- 2018/01 (28)
- 2017/12 (30)
- 2017/11 (28)
- 2017/10 (30)
- 2017/09 (27)
- 2017/08 (26)
- 2017/07 (25)
- 2017/06 (9)
- 2017/05 (18)
- 2015/04 (1)
- 2014/12 (1)
- 2014/10 (1)
- 2014/09 (1)
- 2014/08 (1)
- 2014/07 (1)
- 2014/06 (1)
- 2014/05 (1)
- 2014/04 (6)
- 2014/03 (12)
- 2014/02 (11)
- 2014/01 (16)
- 2013/12 (15)
- 2013/11 (17)
- 2013/10 (22)
- 2013/09 (23)
- 2013/08 (22)
- 2013/07 (24)
- 2013/06 (20)
- 2013/05 (25)
- 2013/04 (23)
- 2013/03 (24)
- 2013/02 (23)
- 2013/01 (27)
- 2012/12 (24)
- 2012/11 (27)
- 2012/10 (28)
- 2012/09 (27)
- 2012/08 (28)
- 2012/07 (28)
- 2012/06 (27)
- 2012/05 (22)
- 2012/04 (18)
- 2012/03 (28)
- 2012/02 (26)
- 2012/01 (28)
- 2011/12 (28)
- 2011/11 (27)
- 2011/10 (28)
- 2011/09 (27)
- 2011/08 (27)
- 2011/07 (28)
- 2011/06 (27)
- 2011/05 (28)
- 2011/04 (27)
- 2011/03 (23)
- 2011/02 (26)
- 2011/01 (28)
- 2010/12 (28)
- 2010/11 (28)
- 2010/10 (29)
- 2010/09 (27)
- 2010/08 (29)
- 2010/07 (28)
- 2010/06 (28)
- 2010/05 (27)
- 2010/04 (27)
- 2010/03 (31)
- 2010/02 (27)
- 2010/01 (29)
- 2009/12 (29)
- 2009/11 (28)
- 2009/10 (24)
- 2009/09 (25)
- 2009/08 (27)
- 2009/07 (23)
- 2009/06 (20)
- 2009/05 (29)
- 2009/04 (30)
- 2009/03 (14)
- 2009/02 (5)
- 2009/01 (2)
- 2008/11 (1)
メディア掲載
記事の共有
この記事をツイートする
ツイート
広告
美術鑑賞のお供
細かい美術品を見るのに非常に重宝しています。
愛機紹介
このブログの写真を撮ってます。上は気合入れてる時のカメラ、下は普段使いのカメラです。
RSSリンクの表示
QRコード

アクセスランキング
twitter
メールフォーム
※できるだけコメント欄にお願い致します。(管理人だけに表示機能を活用ください) メールは法人の方で、会社・部署・ドメインなどを確認できる場合のみ返信致します。