空海と密教美術 (感想後編)【東京国立博物館 平成館】
今日は前回の記事に引き続き、東京国立博物館 平成館の「空海と密教美術」 の後編をご紹介いたします。前編には混み具合なども記載しておりますので、前編を読まれていない方は前編から先にお読み頂けると嬉しいです。
前編はこちら

まずは概要のおさらいです。
【展覧名】
空海と密教美術
【公式サイト】
http://kukai2011.jp/
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1393
【会場】東京国立博物館 平成館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)
【会期】2011年7月20日(水) ~ 2011年9月25日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間30分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日14時頃です)】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
前編では第1会場の1章~3章をご紹介しましたが、今日は第2会場の4章をご紹介しようと思います。4章は仏像中心となっていて、一部はリスト上では3章となっている作品もありますが、並んでいた順でご紹介します。
<第4章 法灯―受け継がれる空海の息吹>
前編でご紹介したように、空海の開いた真言宗は朝廷にも認められた存在となり、その活動は十大弟子と呼ばれる弟子や孫弟子たちによって受け継がれ、東寺や金剛峯寺を中心に広がっていきました。この章では弟子たちが制作に関わった作品や、中国から新たに請来した作品など、9~10世紀の密教美術が並んでいました。
67 「大日如来坐像」
空海が計画した金剛峯寺の西塔に安置された大日如来の座像です。金色の体に長く結ったような髪で、印を組んで遠くを見るような表情をしています。柔らかい顔立ちで静かな佇まいでした。それにしても印を組んだ人差し指が異様に長いような…。人間ではこれを再現するのは不可能かもw
この辺には日本最古の着色曼荼羅などもありました。
77 趙 「蘇悉地儀軌契印図」
印の結び方を描いた巻物です。火炎宝珠を背景にずらっと手と手を組んでいる様子が描かれています。沢山あるので覚えるのは大変そう…。これは文章で伝えたら絶対に間違えると思います。それにしても、真言宗のお坊さんに一般人に印を見せると罰があたると聞いた気がするのですが大丈夫なんでしょうかw
この辺は書などが並んでいました。
82 「御遺告」
これは空海が62歳で入定する7日前の遺言です。入定とは即身仏になる密教の修行で、俗な言い方をすれば死に至る修行なのですが、空海は死んだわけではないと考えられているのでこうした表現となっているようです。
参考リンク:入定のWikipedia
中身は自伝や25か条の寺院・門弟の運営に関するものだそうで、東寺を道場として子々に伝えていくことなどが書かれているようです。解説によると弟子が空海の書風を真似て書いているとのことですが、ここまで観てきた空海の字の雰囲気とは違ってみえました。
86 「蓮華虚空蔵菩薩坐像(五大虚空蔵菩薩のうち)」
五大虚空菩薩のうち2体の座像が展示されていました。冠をかぶり、3つに別れた三鈷杵のようなものが付いた杖を持ち、右手の上に蓮の葉のようなものを乗せています。もう1体も三鈷杵のようなものを乗せているかな。冠は非常に細かく、腕輪や首飾りなども立派でした。切れ長の目で澄んだ表情をしていて気品がある仏像です。
89 「千手観音菩薩立像」
千手観音の像で、数えていませんが恐らく40本の腕があると思います(1つの手で25の世界を救うのが千手観音です) 頭の上には10くらいの頭があり、いまだに十一面観音との違いが分かりません^^; 2本の杖、剣、蓮の花、日輪、月輪、斧、念珠、草などなど沢山のものを持ち、胸の前では合掌して、腰のあたりでは手を組んでいます。 解説によるとこれは一木造で、翻波式の衣文などは平安前期の特徴だそうで、目鼻立ちや衣の起伏が小さい穏やかな表現は10世紀の特徴であるとも説明されていました。静かな雰囲気で、人々を救ってくれそうな表情をしていました。
この辺からはひたすら仏像のコーナーとなります!
92 「阿弥陀如来および両脇侍像」 ★こちらで観られます
仁和寺創建時の金堂の本尊です。檜の一木造で、金色に光る立派な後背を背負っていて、3体共に光り輝くような感じです。印を組んで座る阿弥陀如来と、OKサインのような印を組む観音菩薩・勢至菩薩が両脇にいます。ふっくらした顔立ちをしていて後背のせいか大きく見えました。
参考記事:【番外編】 京都旅行 金閣寺エリアその3 (仁和寺)
この三尊像のある辺りは凄いことになっています。五大明王や奥に薬師如来像などが置かれていて、お寺の中にきたような気分になります。
96 「五大明王像」
醍醐寺の不動明王を中心とした明王たちの像です。それぞれの特徴は、
降三世明王:多面多臂(複数の顔と複数の手)で弓や矢を持ち、インドのシヴァ神と妻のパールヴァティーを踏みつけている。
金剛夜叉明王:多面多臂。弓と独鈷杵を持っている。
不動明王:座っていて剣を持っている。
軍荼利明王:多面多臂。杖と沢山の法具を持っている。
大威徳明王:多面多臂に六本足。杖と剣を持ち水牛の上に乗っている。水牛はヤマ(閻魔)を表し、乗っているのは調伏した証。
となっています。いずれも迫力があり、仏を守護する威厳を感じました。展示方法も面白く、特に不動明王は360度から観ることができて良かったです。
97 「薬師如来および両脇侍像」 ★こちらで観られます
醍醐寺の巨大な薬師如来像で、座った姿をしています。印を組み、大きな頭が重厚感を出していて、こちらも威厳と迫力があります。脇には日光菩薩・月光菩薩も控えめに立っていました。部屋の奥にど~んと置かれているのでお参りに来た気分ですw
この近くにあった如意輪観音菩薩坐像もかなり好みでした。
そして、隣の部屋に続くスロープを登ると、仏像がずらっと並ぶ壮観な眺めが広がります。こんな大掛かりな展示方法は阿修羅展以来では?? ここには東寺金堂の21体の仏像のうち、8体が並んでいました。なお、東寺の21体は仏像曼荼羅といって密教の世界観を立体で表現しているそうです。大日如来を中心として周りに五仏、右に五菩薩、左に五明王、四隅に四天王、右端に梵天、左端に帝釈天、これで21体です。この展覧会ではそのうち五明王は2点、四天王2点、五菩薩2点、梵天、帝釈天が展示されていました。
参考記事:
番外編 教王護国寺 (東寺)の写真
国宝 阿修羅展 (東京国立博物館)
国宝 阿修羅展 2回目(東京国立博物館)
65 「増長天立像(四天王のうち)」 ★こちらで観られます
右手で三叉の槍のようなものを振り上げ、左手で剣を持って足では邪鬼を踏みつけている像です。口を開けて叫ぶような顔をしていて緊張感があります。衣が流れるような表現からも躍動感を感じました。
61 「降三世明王立像(五大明王のうち)」 ★こちらで観られます
4面3つ目8本の腕を持つ多面多臂の明王です。牙をむいて激しい顔つきで、剣や槍を持っています。また、胸前で手をクロスして小指を絡めているのは降三世印かな? このポーズがカッコイイですw 先ほどの降三世明王と同様にこちらも足の下には大自在天(シヴァ神)と烏摩妃(パールヴァティー)が踏まれています。シヴァ神は煩悩や欲望の象徴だそうですが、調伏されて仏教に取り入れられました。中々ドラマチックなシーンです。
64 「帝釈天騎象像」 ★こちらで観られます
象の上に座る金剛杵を持った帝釈天像です。額には第三の眼があり、鎧を着てその上から衣をまとっています。帝釈天は非常に強い仏法の守護者ですが、この像は意外と静かで知的な顔立ちをしています。とは言え眼は鋭く、じっと見張っているような雰囲気でした。
ということで、日本の密教の源流を目の当たりにできる非常に貴重な機会となっていました。会期が進むとますます混雑してくると思いますので、興味のある方はお早めにどうぞ。なお、作品によっては展示替えがあるので、お目当ての品があるか方は公式サイトのリストを確認の上、お出かけすることをお勧めします。
参考リンク:作品リスト
前編はこちら

まずは概要のおさらいです。
【展覧名】
空海と密教美術
【公式サイト】
http://kukai2011.jp/
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1393
【会場】東京国立博物館 平成館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)
【会期】2011年7月20日(水) ~ 2011年9月25日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間30分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日14時頃です)】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
前編では第1会場の1章~3章をご紹介しましたが、今日は第2会場の4章をご紹介しようと思います。4章は仏像中心となっていて、一部はリスト上では3章となっている作品もありますが、並んでいた順でご紹介します。
<第4章 法灯―受け継がれる空海の息吹>
前編でご紹介したように、空海の開いた真言宗は朝廷にも認められた存在となり、その活動は十大弟子と呼ばれる弟子や孫弟子たちによって受け継がれ、東寺や金剛峯寺を中心に広がっていきました。この章では弟子たちが制作に関わった作品や、中国から新たに請来した作品など、9~10世紀の密教美術が並んでいました。
67 「大日如来坐像」
空海が計画した金剛峯寺の西塔に安置された大日如来の座像です。金色の体に長く結ったような髪で、印を組んで遠くを見るような表情をしています。柔らかい顔立ちで静かな佇まいでした。それにしても印を組んだ人差し指が異様に長いような…。人間ではこれを再現するのは不可能かもw
この辺には日本最古の着色曼荼羅などもありました。
77 趙 「蘇悉地儀軌契印図」
印の結び方を描いた巻物です。火炎宝珠を背景にずらっと手と手を組んでいる様子が描かれています。沢山あるので覚えるのは大変そう…。これは文章で伝えたら絶対に間違えると思います。それにしても、真言宗のお坊さんに一般人に印を見せると罰があたると聞いた気がするのですが大丈夫なんでしょうかw
この辺は書などが並んでいました。
82 「御遺告」
これは空海が62歳で入定する7日前の遺言です。入定とは即身仏になる密教の修行で、俗な言い方をすれば死に至る修行なのですが、空海は死んだわけではないと考えられているのでこうした表現となっているようです。
参考リンク:入定のWikipedia
中身は自伝や25か条の寺院・門弟の運営に関するものだそうで、東寺を道場として子々に伝えていくことなどが書かれているようです。解説によると弟子が空海の書風を真似て書いているとのことですが、ここまで観てきた空海の字の雰囲気とは違ってみえました。
86 「蓮華虚空蔵菩薩坐像(五大虚空蔵菩薩のうち)」
五大虚空菩薩のうち2体の座像が展示されていました。冠をかぶり、3つに別れた三鈷杵のようなものが付いた杖を持ち、右手の上に蓮の葉のようなものを乗せています。もう1体も三鈷杵のようなものを乗せているかな。冠は非常に細かく、腕輪や首飾りなども立派でした。切れ長の目で澄んだ表情をしていて気品がある仏像です。
89 「千手観音菩薩立像」
千手観音の像で、数えていませんが恐らく40本の腕があると思います(1つの手で25の世界を救うのが千手観音です) 頭の上には10くらいの頭があり、いまだに十一面観音との違いが分かりません^^; 2本の杖、剣、蓮の花、日輪、月輪、斧、念珠、草などなど沢山のものを持ち、胸の前では合掌して、腰のあたりでは手を組んでいます。 解説によるとこれは一木造で、翻波式の衣文などは平安前期の特徴だそうで、目鼻立ちや衣の起伏が小さい穏やかな表現は10世紀の特徴であるとも説明されていました。静かな雰囲気で、人々を救ってくれそうな表情をしていました。
この辺からはひたすら仏像のコーナーとなります!
92 「阿弥陀如来および両脇侍像」 ★こちらで観られます
仁和寺創建時の金堂の本尊です。檜の一木造で、金色に光る立派な後背を背負っていて、3体共に光り輝くような感じです。印を組んで座る阿弥陀如来と、OKサインのような印を組む観音菩薩・勢至菩薩が両脇にいます。ふっくらした顔立ちをしていて後背のせいか大きく見えました。
参考記事:【番外編】 京都旅行 金閣寺エリアその3 (仁和寺)
この三尊像のある辺りは凄いことになっています。五大明王や奥に薬師如来像などが置かれていて、お寺の中にきたような気分になります。
96 「五大明王像」
醍醐寺の不動明王を中心とした明王たちの像です。それぞれの特徴は、
降三世明王:多面多臂(複数の顔と複数の手)で弓や矢を持ち、インドのシヴァ神と妻のパールヴァティーを踏みつけている。
金剛夜叉明王:多面多臂。弓と独鈷杵を持っている。
不動明王:座っていて剣を持っている。
軍荼利明王:多面多臂。杖と沢山の法具を持っている。
大威徳明王:多面多臂に六本足。杖と剣を持ち水牛の上に乗っている。水牛はヤマ(閻魔)を表し、乗っているのは調伏した証。
となっています。いずれも迫力があり、仏を守護する威厳を感じました。展示方法も面白く、特に不動明王は360度から観ることができて良かったです。
97 「薬師如来および両脇侍像」 ★こちらで観られます
醍醐寺の巨大な薬師如来像で、座った姿をしています。印を組み、大きな頭が重厚感を出していて、こちらも威厳と迫力があります。脇には日光菩薩・月光菩薩も控えめに立っていました。部屋の奥にど~んと置かれているのでお参りに来た気分ですw
この近くにあった如意輪観音菩薩坐像もかなり好みでした。
そして、隣の部屋に続くスロープを登ると、仏像がずらっと並ぶ壮観な眺めが広がります。こんな大掛かりな展示方法は阿修羅展以来では?? ここには東寺金堂の21体の仏像のうち、8体が並んでいました。なお、東寺の21体は仏像曼荼羅といって密教の世界観を立体で表現しているそうです。大日如来を中心として周りに五仏、右に五菩薩、左に五明王、四隅に四天王、右端に梵天、左端に帝釈天、これで21体です。この展覧会ではそのうち五明王は2点、四天王2点、五菩薩2点、梵天、帝釈天が展示されていました。
参考記事:
番外編 教王護国寺 (東寺)の写真
国宝 阿修羅展 (東京国立博物館)
国宝 阿修羅展 2回目(東京国立博物館)
65 「増長天立像(四天王のうち)」 ★こちらで観られます
右手で三叉の槍のようなものを振り上げ、左手で剣を持って足では邪鬼を踏みつけている像です。口を開けて叫ぶような顔をしていて緊張感があります。衣が流れるような表現からも躍動感を感じました。
61 「降三世明王立像(五大明王のうち)」 ★こちらで観られます
4面3つ目8本の腕を持つ多面多臂の明王です。牙をむいて激しい顔つきで、剣や槍を持っています。また、胸前で手をクロスして小指を絡めているのは降三世印かな? このポーズがカッコイイですw 先ほどの降三世明王と同様にこちらも足の下には大自在天(シヴァ神)と烏摩妃(パールヴァティー)が踏まれています。シヴァ神は煩悩や欲望の象徴だそうですが、調伏されて仏教に取り入れられました。中々ドラマチックなシーンです。
64 「帝釈天騎象像」 ★こちらで観られます
象の上に座る金剛杵を持った帝釈天像です。額には第三の眼があり、鎧を着てその上から衣をまとっています。帝釈天は非常に強い仏法の守護者ですが、この像は意外と静かで知的な顔立ちをしています。とは言え眼は鋭く、じっと見張っているような雰囲気でした。
ということで、日本の密教の源流を目の当たりにできる非常に貴重な機会となっていました。会期が進むとますます混雑してくると思いますので、興味のある方はお早めにどうぞ。なお、作品によっては展示替えがあるので、お目当ての品があるか方は公式サイトのリストを確認の上、お出かけすることをお勧めします。
参考リンク:作品リスト
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Comment
No title
おはようございます。
ご紹介ありがとうございます。
今回98.9でしたので、おもいっきり気合を入れて作っています。
「金念珠」から「三鈷杵」に展示替え済んでいますので、100%国宝と重文。
こんな展覧会ないですよね。
この会場を作れたこと、うれしく思っています。
てーー地震やら展示替えやらで、3日に一度は会場へ。
お盆休みもなさそう(汗)
ご紹介ありがとうございます。
今回98.9でしたので、おもいっきり気合を入れて作っています。
「金念珠」から「三鈷杵」に展示替え済んでいますので、100%国宝と重文。
こんな展覧会ないですよね。
この会場を作れたこと、うれしく思っています。
てーー地震やら展示替えやらで、3日に一度は会場へ。
お盆休みもなさそう(汗)
Re: No title
>σ(^○^)さん
コメントありがとうございます。
こちらの展示も手がけられていたのですね。貴サイトでそれっぽいことが書かれていたのでもしやとは思っていましたが^^ 今回の第二会場は特に気合の入った展示で本当に驚きました。
1.2%は金念珠だったんですね。 あれも重文以上で良いようなw
これだけの展示だと地震も心配ですね。σ(^○^) さんのように影で支えてくれる方のおかげで楽しめることを感謝しております。
コメントありがとうございます。
こちらの展示も手がけられていたのですね。貴サイトでそれっぽいことが書かれていたのでもしやとは思っていましたが^^ 今回の第二会場は特に気合の入った展示で本当に驚きました。
1.2%は金念珠だったんですね。 あれも重文以上で良いようなw
これだけの展示だと地震も心配ですね。σ(^○^) さんのように影で支えてくれる方のおかげで楽しめることを感謝しております。
No title
五大明王像、YJで孔雀王とかマガジンで明王伝レイを読んだ世代としてはたまりませんね~
Re: No title
>だまけんさん
コメント頂きありがとうございます。
私はその漫画を知らないのですが、五明王はカッコイイですねえ。
多面多臂は想像で作らないとならないのに、どこから観ても自然に見えて凄い造形に思います。
こういう展覧会はありがたいですね。
コメント頂きありがとうございます。
私はその漫画を知らないのですが、五明王はカッコイイですねえ。
多面多臂は想像で作らないとならないのに、どこから観ても自然に見えて凄い造形に思います。
こういう展覧会はありがたいですね。
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多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。
画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。
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