国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス (感想前編)【東京都庭園美術館】
前回ご紹介した国立科学博物館付属自然教育園に行った後、隣の東京都庭園美術館で、「国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス」を観てきました。元々興味がある分野な上、情報量の多い展示でしたので、前編・後編にわけてじっくりとご紹介したいと思います。

【展覧名】
国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス
【公式サイト】
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/glass/index.html
【会場】東京都庭園美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】目黒駅(JR・東京メトロ) または 白金台駅(東京メトロ)
【会期】2011年7月14日~9月25日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日15時半頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
開催されてから10日目くらいに行ったのですが、意外と空いていてゆっくり自分のペースで観ることができました。 (エルミタージュの素晴らしい作品が多かったので、今後はお客さんが増えるような予感もします。細かい作品が多く、部屋は広くないので混雑すると大変になるかもしれません)
さて、今回は旧ロシア帝国ロマノフ王朝が集めたガラス器を集めた展示です。最近ロシア関連の展覧会が多い庭園美術館ですが、真打のエルミタージュ美術館はやはり凄いと思わせる品々が並んでいました。単に綺麗なだけではなく、ヨーロッパ諸国やロシアのガラスの歴史も分かるような内容となっていましたので、詳しくは各章ごとに気に入った作品と共にご紹介しようと思います。なお、似たような名前の作品が多いので、作品番号も併記しておきます。
<1章 ルネサンスからバロックの時代へ>
まずは15世紀末のヴェネチアから18世紀のヨーロッパ各地に関する章です。
[水の都の幻想-ヴェネツィア(15世紀末~16世紀初頭)]
最初は15世紀末~16世紀初頭にかけてヨーロッパ最大のガラス生産地であったヴェネチアのムラーノ島に関するコーナーです。この時代のガラスに関するほとんどの科学的発見や装飾の技術を考案したのはこの地で、16世紀には薄手で高品質の無色ソーダガラスである「クリスタッロ」や、磁器を模して白濁させた「ラッティモ」が発明されたようです。また、ガラスのピースをモザイク状にした「ミッレフィオーリ」のように古代の技法の復活もあり、かなり高度な技術に発展していたようです。そして、今日でもヴェネチアガラスの代名詞的な存在の「レティチェッロ」という網目状のレース模様が考案されたのも16世紀だそうです。ここにはそうした様々な技法で作られた。ヴェネチアゆかりの作品が並んでいました。
1 「鉢」 ヴェネツィア
台座のついた平たい形の鉢です。すみれ色と紹介されていましたが、やや茶色っぽいように思います。側面に金の模様があり、扇型の紋様が規則正しく並んでいて、アラベスクのような感じだなと思ったら、アラビア由来の模様のようでした。フルーツを盛るための器とも解説されていました。
8 「ゴブレット」 ヴェネツィア ★こちらで観られます
レース模様のような細い螺旋模様が無数に入っているゴブレット(グラス)です。これはレースグラスかな。1本1本が繊細に絡み合っていて、どうやってこんな繊細なものが作れるのだろう?と疑問に思ったら、作成方法の解説もありました。
これはヴェトロ・ア・レティチェッロという技法で作られているそうで、まず細い乳白色のガラス棒を平行に並べ、ガラス種に巻きつけて一方向にねじりながら成形します。そして、同様に反対方向にねじって成形したものと一緒に重ねることで網目にしているようでした。当時からこんな精密で華麗なグラスを作っていたとは驚きです。
参考記事:箱根ガラスの森美術館の案内
12 「大杯」 ネーデルランド、アントヴェルペン?
こちらはネーデルランド(オランダ・ベルギーあたり)の作品です。16世紀以降、ヴェネチアを抜けだした職人はファソン・ド・ヴニーズと呼ばれるヴェネチア様式のガラス器作成を試みてヨーロッパで大流行したそうで、恐らくこれもその1つのようです。
縦長の大きな杯で、ワインクーラーのような形をしています。そして驚くのがその表面で、ザラザラして銀色に光っているように見えます。これは熱い半加工品を冷水に漬けてヒビ割れさせて再加熱する「アイス・グラス」という技法だそうで、ネーデルランドでも普及していたようです。その名の通り、氷のような雰囲気があって面白い器でした。
[深い森の光と影-ボヘミア、ドイツ、フランス(16~18世紀)]
18世紀になるとヴェネチアの優位性は急速に失われ、変わってボヘミアやドイツでの生産が盛んになっていったようです。高品質で厚手のガラス器を再現する手法を会得したボヘミアでは、宝石を加工する技術を応用したエングレービング(彫刻)による装飾を施したガラス器が隆盛しました。また、同時にエナメル彩色によって絵付けされた「フンペン」という筒状の大型飲用グラスやゴブレットも盛んに製作され、それ以外にも金銀箔を挟み込んだゴールド・サンドウィッチのような古典技法もあったようです。一方、ドイツでも金を使って赤く発色させたりする技法など様々な技法が使われていたようで、その陰には錬金術士との関わりもあったようです。ここにはそうしたボヘミアやドイツのガラス器が並んでいました。
16 「神聖ローマ帝国の紋章を描いた大壺」 ボヘミア
磔刑のキリストと、その背景に王冠を被った双頭の鷲が羽を広げた姿が描かれたガラス器です。羽には沢山の紋章がカラフルにかかれています。双頭の鷲は皇帝を表しているそうで、紋章は様々な階層の住民と職業を表しているとのことでした。この模様の作品は見覚えがあるぞ?と思ったら、結構使われていた絵柄なのか、今回の展示で何回か似た作品を見かけました。この作品の隣にもフンペンというビールジョッキのようなかなり大きな器が同様の絵付けをされていました。かなり鮮やかで緻密な絵付けです。
26 「巡礼者の水筒」 南ドイツ
まるでルビーの宝石のように赤い胴に、金色の金具をつけた雫のような形の水筒です。その色合いが非常に美しく、金と赤の取り合わせが高貴な雰囲気を出していました。これは「ゴールド・ルビー」という製法だそうで、ドイツのポツダムでヨハン・クンケルによって発案され、門外不出とされたそうですが、間もなくボヘミアにも伝わったとのことでした。 この辺にはこうした作品が並んでいて、宝石を観ているような気分になります。
31 「デザート用鉢」 ボヘミア、クローンシュタット、イグナーツ・プライスラー
イグナーツ・プライスラーはシュバルツロート技法(黒エナメル彩)の絵付師で、こちらの作品も透明な鉢に灰色の模様がつけられ、狩りで捕まえた鳥と猟銃を持つ中国人が描かれています。紋様はカクカクしていて幾何学的かな。面白いリズム感です。中国風の絵は17~18世紀のシノワズリ(中国趣味)を示しているとのことでした。
35 「野ウサギとキツネ狩りを描いた蓋付きゴブレット」 ボヘミア
つまみのある蓋付きのゴブレットで、側面に槍を持つ人の姿が金で描かれています。これは狩りの様子かな? 上には草のような紋様もありました。解説によると、ボヘミアの職人たちはガラスに金箔を挟むビサンティン帝国時代の技法も使っていたそうで、恐らくこれがゴールド・サンドウィッチの技法のようでした。
40 「栓付きデカンター」 ボヘミア
白地に色絵が付けられた磁器そっくりの乳白色のガラス器です。バラや家の前で佇む人が描かれ、ちょっと乙女チックな感じもしますが色鮮やかで可憐な雰囲気でした。18世紀半ばではこうした磁器に似た素材が求められていたそうです。
[南国の情熱-スペイン(17~18世紀)]
続いての部屋はスペインのコーナーです。スペインのカタロニア地方やアンダルシア地方では、イスラム圏とルネサンスが融合した独特のガラス器が作られたそうで、16世紀以降各地の小さい工房で地域性豊かな製品が作られました。2つの注ぎ口のある容器や、緑や琥珀色のガラス器など変わった作品も作られていたのですが、18世紀になり王立のガラス工場ができると個性が失われ、ドイツやフランスのデザインを踏襲するようになっていったそうです。ここにはそうしたスペインの作品が並んでいました。
43 「花器」 スペイン、アンダルシア
タコの足のような把手が4つ付いた緑色の花器です。この色は酸化鉄によるものらしく、アンダルシアの砂の中に多く含まれているそうです。複数の把手が面白いのですが、こうした一風変わった形はかつてこの地を支配したアラビアの影響があるとのことでした。ヴェネツィアやドイツとは違った土着の雰囲気を感じさせます。
46 「犬の像」 スペイン、アンダルシア
緑色の犬の形のガラスです。って、これは犬なのか?w ちょっと抽象的なくらい変形しているように思いますが、上を向いて吠えているような感じも受けるかな。なんのために作ったんだろう??
近くには注ぎ口が2つあるカンティールというガラス器もありました。この部屋で1階は終わりです。
ということで、今日はこの辺までにしようと思います。美しい装飾ガラスの歴史を一気にわかりやすく観ることができ、かなり参考になります。この後の2階も19世紀以降の作品やロシアの作品など、面白いガラスが多々ありましたので、後編ではそちらを紹介していこうと思います。
続いて、後編はこちら

【展覧名】
国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス
【公式サイト】
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/glass/index.html
【会場】東京都庭園美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】目黒駅(JR・東京メトロ) または 白金台駅(東京メトロ)
【会期】2011年7月14日~9月25日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日15時半頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
開催されてから10日目くらいに行ったのですが、意外と空いていてゆっくり自分のペースで観ることができました。 (エルミタージュの素晴らしい作品が多かったので、今後はお客さんが増えるような予感もします。細かい作品が多く、部屋は広くないので混雑すると大変になるかもしれません)
さて、今回は旧ロシア帝国ロマノフ王朝が集めたガラス器を集めた展示です。最近ロシア関連の展覧会が多い庭園美術館ですが、真打のエルミタージュ美術館はやはり凄いと思わせる品々が並んでいました。単に綺麗なだけではなく、ヨーロッパ諸国やロシアのガラスの歴史も分かるような内容となっていましたので、詳しくは各章ごとに気に入った作品と共にご紹介しようと思います。なお、似たような名前の作品が多いので、作品番号も併記しておきます。
<1章 ルネサンスからバロックの時代へ>
まずは15世紀末のヴェネチアから18世紀のヨーロッパ各地に関する章です。
[水の都の幻想-ヴェネツィア(15世紀末~16世紀初頭)]
最初は15世紀末~16世紀初頭にかけてヨーロッパ最大のガラス生産地であったヴェネチアのムラーノ島に関するコーナーです。この時代のガラスに関するほとんどの科学的発見や装飾の技術を考案したのはこの地で、16世紀には薄手で高品質の無色ソーダガラスである「クリスタッロ」や、磁器を模して白濁させた「ラッティモ」が発明されたようです。また、ガラスのピースをモザイク状にした「ミッレフィオーリ」のように古代の技法の復活もあり、かなり高度な技術に発展していたようです。そして、今日でもヴェネチアガラスの代名詞的な存在の「レティチェッロ」という網目状のレース模様が考案されたのも16世紀だそうです。ここにはそうした様々な技法で作られた。ヴェネチアゆかりの作品が並んでいました。
1 「鉢」 ヴェネツィア
台座のついた平たい形の鉢です。すみれ色と紹介されていましたが、やや茶色っぽいように思います。側面に金の模様があり、扇型の紋様が規則正しく並んでいて、アラベスクのような感じだなと思ったら、アラビア由来の模様のようでした。フルーツを盛るための器とも解説されていました。
8 「ゴブレット」 ヴェネツィア ★こちらで観られます
レース模様のような細い螺旋模様が無数に入っているゴブレット(グラス)です。これはレースグラスかな。1本1本が繊細に絡み合っていて、どうやってこんな繊細なものが作れるのだろう?と疑問に思ったら、作成方法の解説もありました。
これはヴェトロ・ア・レティチェッロという技法で作られているそうで、まず細い乳白色のガラス棒を平行に並べ、ガラス種に巻きつけて一方向にねじりながら成形します。そして、同様に反対方向にねじって成形したものと一緒に重ねることで網目にしているようでした。当時からこんな精密で華麗なグラスを作っていたとは驚きです。
参考記事:箱根ガラスの森美術館の案内
12 「大杯」 ネーデルランド、アントヴェルペン?
こちらはネーデルランド(オランダ・ベルギーあたり)の作品です。16世紀以降、ヴェネチアを抜けだした職人はファソン・ド・ヴニーズと呼ばれるヴェネチア様式のガラス器作成を試みてヨーロッパで大流行したそうで、恐らくこれもその1つのようです。
縦長の大きな杯で、ワインクーラーのような形をしています。そして驚くのがその表面で、ザラザラして銀色に光っているように見えます。これは熱い半加工品を冷水に漬けてヒビ割れさせて再加熱する「アイス・グラス」という技法だそうで、ネーデルランドでも普及していたようです。その名の通り、氷のような雰囲気があって面白い器でした。
[深い森の光と影-ボヘミア、ドイツ、フランス(16~18世紀)]
18世紀になるとヴェネチアの優位性は急速に失われ、変わってボヘミアやドイツでの生産が盛んになっていったようです。高品質で厚手のガラス器を再現する手法を会得したボヘミアでは、宝石を加工する技術を応用したエングレービング(彫刻)による装飾を施したガラス器が隆盛しました。また、同時にエナメル彩色によって絵付けされた「フンペン」という筒状の大型飲用グラスやゴブレットも盛んに製作され、それ以外にも金銀箔を挟み込んだゴールド・サンドウィッチのような古典技法もあったようです。一方、ドイツでも金を使って赤く発色させたりする技法など様々な技法が使われていたようで、その陰には錬金術士との関わりもあったようです。ここにはそうしたボヘミアやドイツのガラス器が並んでいました。
16 「神聖ローマ帝国の紋章を描いた大壺」 ボヘミア
磔刑のキリストと、その背景に王冠を被った双頭の鷲が羽を広げた姿が描かれたガラス器です。羽には沢山の紋章がカラフルにかかれています。双頭の鷲は皇帝を表しているそうで、紋章は様々な階層の住民と職業を表しているとのことでした。この模様の作品は見覚えがあるぞ?と思ったら、結構使われていた絵柄なのか、今回の展示で何回か似た作品を見かけました。この作品の隣にもフンペンというビールジョッキのようなかなり大きな器が同様の絵付けをされていました。かなり鮮やかで緻密な絵付けです。
26 「巡礼者の水筒」 南ドイツ
まるでルビーの宝石のように赤い胴に、金色の金具をつけた雫のような形の水筒です。その色合いが非常に美しく、金と赤の取り合わせが高貴な雰囲気を出していました。これは「ゴールド・ルビー」という製法だそうで、ドイツのポツダムでヨハン・クンケルによって発案され、門外不出とされたそうですが、間もなくボヘミアにも伝わったとのことでした。 この辺にはこうした作品が並んでいて、宝石を観ているような気分になります。
31 「デザート用鉢」 ボヘミア、クローンシュタット、イグナーツ・プライスラー
イグナーツ・プライスラーはシュバルツロート技法(黒エナメル彩)の絵付師で、こちらの作品も透明な鉢に灰色の模様がつけられ、狩りで捕まえた鳥と猟銃を持つ中国人が描かれています。紋様はカクカクしていて幾何学的かな。面白いリズム感です。中国風の絵は17~18世紀のシノワズリ(中国趣味)を示しているとのことでした。
35 「野ウサギとキツネ狩りを描いた蓋付きゴブレット」 ボヘミア
つまみのある蓋付きのゴブレットで、側面に槍を持つ人の姿が金で描かれています。これは狩りの様子かな? 上には草のような紋様もありました。解説によると、ボヘミアの職人たちはガラスに金箔を挟むビサンティン帝国時代の技法も使っていたそうで、恐らくこれがゴールド・サンドウィッチの技法のようでした。
40 「栓付きデカンター」 ボヘミア
白地に色絵が付けられた磁器そっくりの乳白色のガラス器です。バラや家の前で佇む人が描かれ、ちょっと乙女チックな感じもしますが色鮮やかで可憐な雰囲気でした。18世紀半ばではこうした磁器に似た素材が求められていたそうです。
[南国の情熱-スペイン(17~18世紀)]
続いての部屋はスペインのコーナーです。スペインのカタロニア地方やアンダルシア地方では、イスラム圏とルネサンスが融合した独特のガラス器が作られたそうで、16世紀以降各地の小さい工房で地域性豊かな製品が作られました。2つの注ぎ口のある容器や、緑や琥珀色のガラス器など変わった作品も作られていたのですが、18世紀になり王立のガラス工場ができると個性が失われ、ドイツやフランスのデザインを踏襲するようになっていったそうです。ここにはそうしたスペインの作品が並んでいました。
43 「花器」 スペイン、アンダルシア
タコの足のような把手が4つ付いた緑色の花器です。この色は酸化鉄によるものらしく、アンダルシアの砂の中に多く含まれているそうです。複数の把手が面白いのですが、こうした一風変わった形はかつてこの地を支配したアラビアの影響があるとのことでした。ヴェネツィアやドイツとは違った土着の雰囲気を感じさせます。
46 「犬の像」 スペイン、アンダルシア
緑色の犬の形のガラスです。って、これは犬なのか?w ちょっと抽象的なくらい変形しているように思いますが、上を向いて吠えているような感じも受けるかな。なんのために作ったんだろう??
近くには注ぎ口が2つあるカンティールというガラス器もありました。この部屋で1階は終わりです。
ということで、今日はこの辺までにしようと思います。美しい装飾ガラスの歴史を一気にわかりやすく観ることができ、かなり参考になります。この後の2階も19世紀以降の作品やロシアの作品など、面白いガラスが多々ありましたので、後編ではそちらを紹介していこうと思います。
続いて、後編はこちら
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