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シルク・ドゥ・ソレイユ 「ZED(ゼッド)」 【シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京】

今日は美術館ネタではありませんが、この前の土曜日に舞浜のシルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京で、サーカスの「ZED(ゼッド)」を観てきましたので、ご紹介しておこうと思います。

P8270059.jpg P8270051.jpg

【公式サイト】
 http://www.zed.co.jp/home.php
 http://t.pia.jp/feature/event/zed/zed-top.html
icon

【最寄】
 舞浜駅
 

【時間】
 1時間30分程度

【感想】
私が観たのは土曜の13時からの回だったのですが、満席となっていて盛況でした。私の席はステージのちょうど真横あたりで、結構前のほうでした。振動が伝わってくる臨場感が凄いw

地図で観ると一目瞭然ですが、このシルク・ドゥ・ソレイユシアターは東京ディズニー・リゾートの一部で、日本オリジナル演目の「ZED」のために総事業費140億円と約2年間の工期をかけて2008年10月に完成したそうです。しかし、震災の影響で今年(2011年)の12月31日で閉幕となる予定となっています。その為か、最近シルク・ドゥ・ソレイユとディズニーランドorディズニーシーのセット券(私が観たのは10500円)が発売されていて、いい機会なので観にいってきました。

ネタバレしない程度にご紹介すると、ZEDというのは↓の白い服を着たピエロのような人物です。その他にも2人のピエロがいて、この3人が狂言回しとなって不思議な世界に迷い込むストーリーとなっています。ピエロの言葉は全く分かりませんがピエロの動きで伝わってくるのも見どころの1つかな。
P8270060.jpg P8270058.jpg

このシルク・ドゥ・ソレイユは1984年にカナダで結成されたそうですが、現在では22カ国もの人達で構成されていて、中にはオリンピックの選手だった人もいるそうです。また、アカデミー賞(音楽賞)を受賞したフランソワ・ジラール監督を始め、企画・演出も超一流の人材が揃い、まさに総合芸術と言って過言のない内容となっています。

肝心のサーカスについては、次々と個性豊かなキャラクターたちが現れてはエキサイティングなサーカスを展開していくのですが、単に技が優れているだけではなく衣装やセット、演出が非常に芸術的で優美な印象を受けます。特にソロ・ティシューという布に巻き付きながら上下するアクトや、バンキンというアクロバティックなアクト、ハンド・トゥ・ハンドという人体の限界を超えているようなアクトが印象的でした。これはとても文章で伝えられるものではないので、紹介ページのリンクを貼っておこうと思いますw
 参考リンク:
  ZEDのキャラクター紹介
  ZEDのストーリー紹介
  ZEDのアクト紹介

また、セットが大掛かりなことに驚きました。開演前は幕に覆われているのですが、開演してから閉幕まで、実に計算された仕掛けが用意されていました。これは常設劇場でなければ出来ないクオリティなのでは?? この劇場でないと見られないものだと思います。
 参考リンク:ZEDの施設紹介


ということで、非常に感動的な時間を過ごすことが出来ました。帰る頃にはすっかりシルク・ドゥ・ソレイユのファンになっていましたw 昔からサーカスは多くの作家にインスピレーションを与えてきましたが、その理由もわかったように思います。
今年一杯で閉幕してしまいますので、ご興味のある方は今のうちにどうぞ。ディズニーとのセット券は非常にお得です^^
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No title
こんばんは。
一度は行ってみたいと毎回思ってます^^
家族はあまり・・・みたいで^^;
まさに芸術ですよね。
Re: No title
>一心さん
コメント頂きありがとうございます。
これはかなり楽しめましたよ。
実際観るとわかりやすいし家族揃って楽しめそうな感じがしますけど、難しく思えるのかな。
ディズニーとのセットで釣ってみるのもありかもしれませんw
もうすぐ終わってしまうそうなので、観るなら今のうちですね^^
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