野見山暁治展 【ブリヂストン美術館】
先週の日曜日に、京橋のブリヂストン美術館に行って、「野見山暁治展」を観てきました。

【展覧名】
野見山暁治展
【公式サイト】
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
【会場】ブリヂストン美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR東京駅・銀座線京橋駅・都営浅草線宝町駅
【会期】2011年10月28日(金)~12月25日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
お客さんは結構いましたが、ゆっくり自分のペースで観て回ることが出来ました。
さて、今回の展示は野見山暁治(のみやま ぎょうじ)という今も活躍している文化功労者にも選ばれた画家の個展となっています。私はこの方を知らなかったのですが冒頭の説明によると、野見山暁治は1920年に当時は炭鉱の街だった福岡県穂波町に生まれました。画家を志して東京美術学校に入学したものの、卒業と同時に応召したそうで、その後戦地で病いとなり送還されて終戦を迎えました。戦後、風景画に活路を見出し、さらに憧れのパリに1952年から12年間滞在して西洋の感覚や考えを体得したそうですが、やがて自己の東洋に目覚めていったそうです。そして1964年に日本に帰国し、美術団体には属さずに今日まで作品を発表している他、東京芸術大学などで後進の育成にも携わっているようです。この展示では中学美術部時代から今年制作した作品までその変遷を追える内容となっていました。詳しくは各章ごとにご紹介しようと思います。
<第1章 不安から覚醒へ-戦前から戦後にかけて>
まずは初期のコーナーです。前述の通り東京美術学校に入学した野見山氏は、アカデミックな教育に馴染めずに画集や雑誌で知った佐伯祐三や萬鉄五郎を通じてフォーヴィスムに強い関心を示したそうですが、戦争で中断を強いられます。敗戦後には今西中通との出会いによってセザンヌやキュビスムに導かれ、骸骨や静物を描いたそうです。そして、エル・グレコの「トレド風景」の中に「情念のキュビスム」を感じ取ったそうで、それは故郷の炭鉱に共通することを発見したそうです。このコーナーにはそうした時代の作品が並んでいました。
野見山暁治 「自画像」
17歳頃の自画像で、坊主頭でくりっとした表情の若者が描かれています。色合いのせいか一時期の岸田劉生のようなタッチに思えたかな。最初の辺りは色々な画風があって、模索している感じを受けました。
野見山暁治 「群像(坑内)」
これは戦後の作品で、大きな画面に暗く青みがかった感じで裸の人達が作業しているような光景が描かれています。セザンヌやキュビスムを感じさせる構成と色合いが面白いのですが、下の方には頭を抱えてうずくまっているような人がいるなど、悲しげな雰囲気もあるように思えました。
この辺は焼け跡の風景や廃坑になった炭鉱の風景など、暗く重い色でキュビスム風の作品が何点かありました。
野見山暁治 「骸骨」
髑髏を描いた静物で、絵の具がやや盛り上がっているくらい何度も塗ったような重厚な雰囲気があります。背景は暗く、髑髏にも風合いがあり死を感じさせました。
この近くには花と骸骨を描いたものや、病める女などの作品があり死や悲しみを題材にしているように思えました。
<第2章 形をつかむ-滞欧時代>
1952年にフランスに渡ると、日本にいた頃と色彩感覚が変わったそうで、フォーヴのような鮮烈な色が使われて、自由さや闊達な力強さが出たようです。滞在3年目には奥さんの陽子を日本から呼び寄せ、順調に見えたパリの暮らしですが、それから程なくして奥さんがガンで亡くなってしまったそうです。その喪失感から救ったのはパリの郊外のライ・レ・ローズでの丘陵だったそうで、毎日のようにその丘を描いているうちに西洋の造形感覚と立体感、量感をつかみとったそうです。また、この頃(1958年頃)にはブリヂストン美術館で個展が開かれ、それがきっかけなのか注目が集まり第二回安田賞の受賞につながったとのことです。(この辺が今回の展示の経緯なのかな)
しかし、野見山は自分の中の東洋に行き当たり、中国宋時代の山水に西洋にない深淵を見出したそうです。そして、自然の本質をつかもうとすればするほど具象性を失い抽象的な画風となったようですが、その画風は個展を開いたパリの画廊には理解されず、野見山はパリを離れたようです。スペインに10ヶ月ほど滞在した後に日本に帰国する決意をしたそうで、ここには主にパリ時代の作品が並んでいました。
野見山暁治 「アニタ(Ⅰ)」
青を背景にした人物像で、やや単純化されていますが特徴的な顔つきをしています。黒い輪郭が力強く、岩肌のような質感がありつつ確かに以前よりも明るめの色使いとなっていました。
野見山暁治 「ベルギーのボタ山」
青い空を背景に紫がかった三角の山が描かれた作品です。山の手前には赤い屋根の家が立っているのですが山や家の形が幾何学的でリズムを感じます。色が強くて確かにフォーブ的な要素を感じました。
野見山暁治 「風景(ライ・レ・ローズ)」
風景なのか抽象なのかちょっと難しい作品です。空に月のようなものが浮かんでいるように見えるのですが、手前は家なのか何か分かりませんでした。しかし、明るい黄色や赤、白などの色の力は以前よりも強く感じ、黒い輪郭がうねった感じも動きを感じました。
この辺から半分抽象のような風景画?が並んでいました。
野見山暁治 「シャワーの女」
緑の背景に上を向いてシャワーを浴びている女性の姿を描いた作品です。新古典主義の頃のピカソのように、素朴ながらも生命力のある女性像で、ちょっと怖いくらいの造形となっていました。
<第3章 自然の本質を突きつめる-90年代まで>
野見山 氏は西洋の真似をしても意味が無いと自分の生まれた土地に根を下ろそうとしたそうですが、12年間のフランス生活で西洋の徹底した個人主義と合理主義を身に付けていたため、言葉のニュアンスや考え方、習慣のズレなどに戸惑いスランプとなったそうです。 しかし、やがて日本の暮らしに馴染むと、広い空間に何かがゆっくりねじれながら動くような心象風景ともいうべき作品が描かれたそうです。
さらに70年代の初頭にはこれまでと異なった制作方法を行い、克明なデッサンを元に油彩を描いたそうですが、水筒が異様な風貌の人間の姿に描かれるなど、幻想的な作風になったそうです。
そして1976年に糸島半島の岬にアトリエを持つと、さらに作風が変化したそうで、台風がアトリエを襲った際には自然の奥に潜むデーモンの気配を察したらしく、その経験から見せかけの現実の底にあるものを引っ張り出そうとしてますます抽象化が進んだそうです。
ここにはそうした時代の作品が並んでいました。
野見山暁治 「風景」
大きな画面の作品で、青地を背景に黒い岩のような花のような謎のものが描かれています。右には黄色と白の謎のものがあり、海の底か青空を連想しましたが、実際には何を描いているかわかりませんでした。具象的のようで抽象的な作品です。
この近くにはこうした謎の景色の絵が並びます。色は明るく青や緑を多用している作品が多かったように思います。ぼかしや絵の具が垂れるような表現、塗り残し?のような所があったり、筆の勢いを感じたりと、何だか分からなくてもエネルギーを感じます。
野見山暁治 「蔵王」
青空を背景にした山を描いたのかな? 若干、頂上付近は山っぽい感じですが、雪?の所以外は水色と黒で表現されています(川かな?)。絵がかなり大きいこともあって威厳と荒々しい雰囲気が伝わって来ました。
野見山暁治 「終日」
大勢の人のようなものが、左下から渦を巻くように右上に流れていくように見える絵です。うねりを感じ、抽象的でどこか不安になるものがありました。
この辺にはこうしたうねりを感じる作品が並びます。暗めの色が多いですが激しさを感じました。
続いては水彩のコーナーで、1990年代~2000年代の作品が並んでいました。抽象的でタイトルも意味深ですがよくわかりません^^; その次の部屋は大型作品のコーナーで、もはや何が描いてあるのか全くわからなくなっていました。
<第4章 響きあう色彩-新作をめぐって>
最後は最近の作品のコーナーです。2000年代になると色は鮮やかに明るく華やかになったそうですが、ますます抽象化は進んでいったそうです。これまでは画面の中心にメインの形象がありましたが、ここ数年は形にこだわらず色彩そのものの効果で画面を自由に作っているそうです。
野見山暁治 「誰にも負けない」
中央に丸っこい岩のようなものがあり、右に赤紫の3本の」」」のようなものが描かれています。色の取り合わせは派手になっていて、塗り残しや絵の垂れた感じが、風が吹いているかのようで力強さを感じました。それにしてもタイトルはどういう基準でつけているんだか分かりませんw
この辺はもはや言葉では説明できない作品が多いのですが、大型の作品が中心でした。タイトルを観ても読み解けるわけではなかったです^^; 最後には自画像もあるのですが、これも線で描かれているのに抽象的でした。
ということで、抽象絵画が苦手な私には難しめの内容でしたが、独特の色合いから受ける強いエネルギーが印象に残りました。抽象絵画が好きな方には特に面白いかと思います。
おまけ:
今回の常設は1部屋のみとなっていました。


【展覧名】
野見山暁治展
【公式サイト】
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
【会場】ブリヂストン美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR東京駅・銀座線京橋駅・都営浅草線宝町駅
【会期】2011年10月28日(金)~12月25日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
お客さんは結構いましたが、ゆっくり自分のペースで観て回ることが出来ました。
さて、今回の展示は野見山暁治(のみやま ぎょうじ)という今も活躍している文化功労者にも選ばれた画家の個展となっています。私はこの方を知らなかったのですが冒頭の説明によると、野見山暁治は1920年に当時は炭鉱の街だった福岡県穂波町に生まれました。画家を志して東京美術学校に入学したものの、卒業と同時に応召したそうで、その後戦地で病いとなり送還されて終戦を迎えました。戦後、風景画に活路を見出し、さらに憧れのパリに1952年から12年間滞在して西洋の感覚や考えを体得したそうですが、やがて自己の東洋に目覚めていったそうです。そして1964年に日本に帰国し、美術団体には属さずに今日まで作品を発表している他、東京芸術大学などで後進の育成にも携わっているようです。この展示では中学美術部時代から今年制作した作品までその変遷を追える内容となっていました。詳しくは各章ごとにご紹介しようと思います。
<第1章 不安から覚醒へ-戦前から戦後にかけて>
まずは初期のコーナーです。前述の通り東京美術学校に入学した野見山氏は、アカデミックな教育に馴染めずに画集や雑誌で知った佐伯祐三や萬鉄五郎を通じてフォーヴィスムに強い関心を示したそうですが、戦争で中断を強いられます。敗戦後には今西中通との出会いによってセザンヌやキュビスムに導かれ、骸骨や静物を描いたそうです。そして、エル・グレコの「トレド風景」の中に「情念のキュビスム」を感じ取ったそうで、それは故郷の炭鉱に共通することを発見したそうです。このコーナーにはそうした時代の作品が並んでいました。
野見山暁治 「自画像」
17歳頃の自画像で、坊主頭でくりっとした表情の若者が描かれています。色合いのせいか一時期の岸田劉生のようなタッチに思えたかな。最初の辺りは色々な画風があって、模索している感じを受けました。
野見山暁治 「群像(坑内)」
これは戦後の作品で、大きな画面に暗く青みがかった感じで裸の人達が作業しているような光景が描かれています。セザンヌやキュビスムを感じさせる構成と色合いが面白いのですが、下の方には頭を抱えてうずくまっているような人がいるなど、悲しげな雰囲気もあるように思えました。
この辺は焼け跡の風景や廃坑になった炭鉱の風景など、暗く重い色でキュビスム風の作品が何点かありました。
野見山暁治 「骸骨」
髑髏を描いた静物で、絵の具がやや盛り上がっているくらい何度も塗ったような重厚な雰囲気があります。背景は暗く、髑髏にも風合いがあり死を感じさせました。
この近くには花と骸骨を描いたものや、病める女などの作品があり死や悲しみを題材にしているように思えました。
<第2章 形をつかむ-滞欧時代>
1952年にフランスに渡ると、日本にいた頃と色彩感覚が変わったそうで、フォーヴのような鮮烈な色が使われて、自由さや闊達な力強さが出たようです。滞在3年目には奥さんの陽子を日本から呼び寄せ、順調に見えたパリの暮らしですが、それから程なくして奥さんがガンで亡くなってしまったそうです。その喪失感から救ったのはパリの郊外のライ・レ・ローズでの丘陵だったそうで、毎日のようにその丘を描いているうちに西洋の造形感覚と立体感、量感をつかみとったそうです。また、この頃(1958年頃)にはブリヂストン美術館で個展が開かれ、それがきっかけなのか注目が集まり第二回安田賞の受賞につながったとのことです。(この辺が今回の展示の経緯なのかな)
しかし、野見山は自分の中の東洋に行き当たり、中国宋時代の山水に西洋にない深淵を見出したそうです。そして、自然の本質をつかもうとすればするほど具象性を失い抽象的な画風となったようですが、その画風は個展を開いたパリの画廊には理解されず、野見山はパリを離れたようです。スペインに10ヶ月ほど滞在した後に日本に帰国する決意をしたそうで、ここには主にパリ時代の作品が並んでいました。
野見山暁治 「アニタ(Ⅰ)」
青を背景にした人物像で、やや単純化されていますが特徴的な顔つきをしています。黒い輪郭が力強く、岩肌のような質感がありつつ確かに以前よりも明るめの色使いとなっていました。
野見山暁治 「ベルギーのボタ山」
青い空を背景に紫がかった三角の山が描かれた作品です。山の手前には赤い屋根の家が立っているのですが山や家の形が幾何学的でリズムを感じます。色が強くて確かにフォーブ的な要素を感じました。
野見山暁治 「風景(ライ・レ・ローズ)」
風景なのか抽象なのかちょっと難しい作品です。空に月のようなものが浮かんでいるように見えるのですが、手前は家なのか何か分かりませんでした。しかし、明るい黄色や赤、白などの色の力は以前よりも強く感じ、黒い輪郭がうねった感じも動きを感じました。
この辺から半分抽象のような風景画?が並んでいました。
野見山暁治 「シャワーの女」
緑の背景に上を向いてシャワーを浴びている女性の姿を描いた作品です。新古典主義の頃のピカソのように、素朴ながらも生命力のある女性像で、ちょっと怖いくらいの造形となっていました。
<第3章 自然の本質を突きつめる-90年代まで>
野見山 氏は西洋の真似をしても意味が無いと自分の生まれた土地に根を下ろそうとしたそうですが、12年間のフランス生活で西洋の徹底した個人主義と合理主義を身に付けていたため、言葉のニュアンスや考え方、習慣のズレなどに戸惑いスランプとなったそうです。 しかし、やがて日本の暮らしに馴染むと、広い空間に何かがゆっくりねじれながら動くような心象風景ともいうべき作品が描かれたそうです。
さらに70年代の初頭にはこれまでと異なった制作方法を行い、克明なデッサンを元に油彩を描いたそうですが、水筒が異様な風貌の人間の姿に描かれるなど、幻想的な作風になったそうです。
そして1976年に糸島半島の岬にアトリエを持つと、さらに作風が変化したそうで、台風がアトリエを襲った際には自然の奥に潜むデーモンの気配を察したらしく、その経験から見せかけの現実の底にあるものを引っ張り出そうとしてますます抽象化が進んだそうです。
ここにはそうした時代の作品が並んでいました。
野見山暁治 「風景」
大きな画面の作品で、青地を背景に黒い岩のような花のような謎のものが描かれています。右には黄色と白の謎のものがあり、海の底か青空を連想しましたが、実際には何を描いているかわかりませんでした。具象的のようで抽象的な作品です。
この近くにはこうした謎の景色の絵が並びます。色は明るく青や緑を多用している作品が多かったように思います。ぼかしや絵の具が垂れるような表現、塗り残し?のような所があったり、筆の勢いを感じたりと、何だか分からなくてもエネルギーを感じます。
野見山暁治 「蔵王」
青空を背景にした山を描いたのかな? 若干、頂上付近は山っぽい感じですが、雪?の所以外は水色と黒で表現されています(川かな?)。絵がかなり大きいこともあって威厳と荒々しい雰囲気が伝わって来ました。
野見山暁治 「終日」
大勢の人のようなものが、左下から渦を巻くように右上に流れていくように見える絵です。うねりを感じ、抽象的でどこか不安になるものがありました。
この辺にはこうしたうねりを感じる作品が並びます。暗めの色が多いですが激しさを感じました。
続いては水彩のコーナーで、1990年代~2000年代の作品が並んでいました。抽象的でタイトルも意味深ですがよくわかりません^^; その次の部屋は大型作品のコーナーで、もはや何が描いてあるのか全くわからなくなっていました。
<第4章 響きあう色彩-新作をめぐって>
最後は最近の作品のコーナーです。2000年代になると色は鮮やかに明るく華やかになったそうですが、ますます抽象化は進んでいったそうです。これまでは画面の中心にメインの形象がありましたが、ここ数年は形にこだわらず色彩そのものの効果で画面を自由に作っているそうです。
野見山暁治 「誰にも負けない」
中央に丸っこい岩のようなものがあり、右に赤紫の3本の」」」のようなものが描かれています。色の取り合わせは派手になっていて、塗り残しや絵の垂れた感じが、風が吹いているかのようで力強さを感じました。それにしてもタイトルはどういう基準でつけているんだか分かりませんw
この辺はもはや言葉では説明できない作品が多いのですが、大型の作品が中心でした。タイトルを観ても読み解けるわけではなかったです^^; 最後には自画像もあるのですが、これも線で描かれているのに抽象的でした。
ということで、抽象絵画が苦手な私には難しめの内容でしたが、独特の色合いから受ける強いエネルギーが印象に残りました。抽象絵画が好きな方には特に面白いかと思います。
おまけ:
今回の常設は1部屋のみとなっていました。
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(´・ω・`)
おはようございます。
昨日は近くでグループ展の搬入だったのですが
どうしてこの記事を朝見なかったのだろうか!
「アメリカン展」も最終日で行く気だったのですが
搬入だけで疲れきってしまった…。
21世紀のxxxさんの行動力はさすがです。
搬出の時に見に行ってきます。
昨日は近くでグループ展の搬入だったのですが
どうしてこの記事を朝見なかったのだろうか!
「アメリカン展」も最終日で行く気だったのですが
搬入だけで疲れきってしまった…。
21世紀のxxxさんの行動力はさすがです。
搬出の時に見に行ってきます。

Re: (´・ω・`)
>パンピーさん
コメントいただきありがとうございます。
この展示は私にはちょっと難しかったですが、
抽象絵画が好きな方には面白い展示じゃないかと思います。
もうすぐ終わってしまいますのでお早めにどうぞ^^
コメントいただきありがとうございます。
この展示は私にはちょっと難しかったですが、
抽象絵画が好きな方には面白い展示じゃないかと思います。
もうすぐ終わってしまいますのでお早めにどうぞ^^
ブリヂストン美術館
「野見山暁治展」昨日行ってきました。
すご~く久しぶりのブリヂストンなのでワクワクいたしましたよ。
会場内は大物がいっぱいですごいエネルギーを感じました。
中央においてある椅子がとても座り心地が良かったです。
すご~く久しぶりのブリヂストンなのでワクワクいたしましたよ。
会場内は大物がいっぱいですごいエネルギーを感じました。
中央においてある椅子がとても座り心地が良かったです。

Re: ブリヂストン美術館
>パンピーさん
コメントありがとうございます^^
こちらの展示は私にはちょっと難しかったですが、エネルギッシュな作品が多いですね。
この美術館は部屋ごとに椅子があるので、じっくりと時間を使ってみたい時は重宝します。
中々贅沢な美術館です^^
コメントありがとうございます^^
こちらの展示は私にはちょっと難しかったですが、エネルギッシュな作品が多いですね。
この美術館は部屋ごとに椅子があるので、じっくりと時間を使ってみたい時は重宝します。
中々贅沢な美術館です^^
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Author:21世紀のxxx者
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
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