大森克己写真展 すべては初めて起こる 【ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX】

去年の年末の話になりますが、会社の午後休を取って銀座でアート巡りをしてきました。まずはポーラミュージアム アネックス　POLA MUSEUM ANNEXで観てきた「大森克己写真展　すべては初めて起こる」をご紹介しようと思います。



【展覧名】
　大森克己写真展　すべては初めて起こる

【公式サイト】
　http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/
　http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/detail.html

【会場】ポーラミュージアム アネックス　（POLA MUSEUM ANNEX）　　★この美術館の記事　　☆周辺のお店
【最寄】東京メトロ 銀座駅・銀座一丁目駅　JR有楽町駅

【会期】2011年12月15日（木）～2012年1月29日（日）
　※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間（私のペースです）】
　0時間15分程度

【混み具合・混雑状況（平日17時頃です）】
　混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
　不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
　難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
　不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
空いていてゆっくり観ることができました。

さて、今回の展示は特に予習もなくふらっと入ってみたのですが、大森克己という方の写真展となっていて、20点ほどだったので10分くらいあれば観て回れるくらいです。
写真は最初のほうは日常で見るような日本の風景で、千葉のマンションや銀座？の夜などを撮ったものが並び、いずれにもピンク色の発光体が浮かぶような（透過光？）や写真となっています。さらに観ていくと桜が満開の所を背景にしたものがあり、ピンク色が優しくて明るい雰囲気の写真なんだな～なんて思っていたのですが、よくよく観ていくと、津波の跡の光景の写真や、道に漁船が転がっている写真などもあり、2011年の東日本地震の爪あとを撮ったものもありました。撮影したのは2011年福島だったりするわけですが（飯舘村とかもあります）、桜が咲いていたこの時期の福島って最もヤバかった時期では…。千葉の写真も浦安のようなので、それも被害を受けた場所なのかも？？　それに気づいてからもう一度観ると、桜の綺麗さとピンクの光に何とも形容しがたい不思議な気分になりました。こんな時でも桜は美しいものですね…。

会場の奥の方には山の中の木々を撮った写真のコーナーもありました。こちらは小さめで光は入っていません。　最後には写真集も売っていました。

ということで、どのように受け止めれば良いのか迷う内容でした。「すべては初めて起こる」というタイトルには、桜が美しいと思える未来のためにというメッセージもありそうです。
無料で観られますので気になる方はチェックしてみてください。