キヨノサチコ絵本原画の世界 みんな大好き!ノンタン展 【松屋銀座】
日付が変わって昨日となりましたが、日曜日に松屋銀座で「誕生35周年記念 キヨノサチコ絵本原画の世界 みんな大好き!ノンタン展」を観てきました。


【展覧名】
誕生35周年記念 キヨノサチコ絵本原画の世界 みんな大好き!ノンタン展
【公式サイト】
http://www.kaiseisha.co.jp/special/nontan35th/
http://nontan35th.tumblr.com/
【会場】松屋銀座 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】東京メトロ 銀座駅・銀座一丁目駅 JR有楽町駅
【会期】 2012年1月18日(水)~1月23日(月)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間40分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日14時半頃です)】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_4_⑤_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会場は小さい子を連れたファミリー客が多く、かなり混んでいました。
さて、この展覧会はキヨノサチコ氏によって生み出された「ノンタン」シリーズについての内容で、原画やラフ、アニメなど約150点の作品が並んでいました。ノンタンは1976年に誕生した絵本ですので、今年で35年となり30代前半より若い人は子供の頃に観た覚えがあるのではないかと思います。私も子供の頃に読んだ記憶があるので懐かしさを感じたのですが、私が知っているのは初期の頃のみでその後も様々な本が出ていることを知ることができました。会場はだいたい時系列に6つの章に分かれていましたので、各章ごとに簡単にどんな内容であったかご紹介しようと思います。
<第1章 ノンタンの誕生>
まず最初の章ではノンタンの誕生についてのコーナーです。作者のキヨノサチコ氏は元々絵が好きで漫画家になりたかったそうで、チャンスを得て漫画の連載を持っていたそうです。小さい子にファンが多かったことから児童雑誌で挿絵や付録の絵も描いていたそうですが、ある時いわさきちひろ氏の絵本を読んで絵本を描きたいと考えるようになり、絵本の道に入りました。そして最初に描いたのが「あかんべぎつね」という本で、これはノンタンによく似た白ぎつねの物語です。というのも、この作品がノンタンの元になったらしく、より子供に親しみやすい猫を主人公にするように編集部からアドバイスされて、現在のノンタンが生まれたようです。(ちなみにノンタンという名前は編集者の娘の友達にのんちゃんという人気者がいるという一言がきっかけだったのだとか。)
この「あかんべぎつね」の話はそのまま「あかんべノンタン」としてストーリーを引き継いでいるのですが、いたずらっ子のイメージが強すぎるということで3番目に後回しにされ、先に「ノンタンぶらんこのせて」と「ノンタンおやすみなさい」の2冊でデビューさせたそうです。(1冊だけだと本屋さんで目立たないので2冊出したというエピソードもあるようです。) 出版された時は絵が漫画っぽく芸術的でない、いい子じゃないと批判も沢山あったようですが、すぐに子供たちに大人気となり現在まで多くのファンに愛されています。
最初の方にはこの「ノンタンぶらんこのせて」、「ノンタンおやすみなさい」、「あかんべノンタン」の原画が展示されていて、ストーリーも分かるようになっていました。直筆のラフなども展示されています。その先も原画が続き、「ノンタンおよぐのだいすき」、「ノンタンほわほわほわわ」、「ノンタンおねしょでしょん」、「ノンタン サンタクロースだよ」、「ノンタン あわ ぷくぷくぷぷぷう」、「ノンタンのたんじょうび」「ノンタン ボール まてまてまて」「ノンタン ぱっぱらぱなし」と続いて行きます。この辺は見覚えがあるのが多かったので懐かしいと共に、凄く語感の良いタイトルになっていることに気づきます。これは子供が声に出して楽しくなるのを考えているようで、作者の温かみが分かる気がします。また、この辺には「ノンタン ボール まてまてまて」の迷路のパネルなどもあり、子供たちが遊びながら観ていました。
<第2章 子育てとノンタン>
続いてはキヨノサチコ氏の子育てとノンタンに関するコーナーです。ノンタンのモデルは甥っ子だそうで、あかんべを挨拶がわりにしていたそうです。また、長男が生まれた頃にノンタンシリーズを描き始めたそうで、忙しい時にぐずったりして、ちょっと待っててと後回しにすると具合が悪くなったりするのを経験したそうです。そして、泣くのはそういう時のサインだと気づいたというエピソードが紹介されていました。
ここにはノンタン赤ちゃん版シリーズという作品の原画が並び、「ノンタン にんにんにこにこ」、「ノンタン もぐもぐもぐ」、「ノンタン おしっこしーしー」「ノンタン あそびましょ」、「ノンタン いないいなーい」、「ノンタン じどうしゃぶっぶー」、、「ノンタン はみがきはーみー」、「ノンタン はっくしょん」など(「ノンタン おはよう」もあったかも)がありました。このシリーズは赤ちゃん版の為かストーリーはあるのか無いのか分からず、初めて見ました。普段いい子でないノンタンですが可愛らしい感じに観えますw
この部屋の中央にもラフがあり、他には息子さんのために作った手作りのブタさんのぬいぐるみなどもありました。子供への愛情を感じさせます。
その先はまた通常のノンタンシリーズのコーナーで、「ノンタン おばけむらめいろ」、「ノンタン こちょこちょこちょ」、「ノンタン しゃっくりひっくひっく」と続きます。
<第3章 妹タータン誕生の時>
私は初めて知ったのですが、ノンタンにはタータンという妹がいるらしく、水色のリボンをつけてノンタンによく似ています。このタータンはノンタン25年目で初めて登場したそうで、当初は家族愛をテーマに家族揃って出す構想もあったようですが、妹だけでも家族愛が伝わると考えて妹だけになったようです。名前は最初からタータンとしようと考えていたらしく、これは長男が舌が回らずに呼んでいた名前だそうです。
ここには「ノンタン いもうといいな」、「ノンタン いたいのとんでけ~」、「ノンタン ふわふわタータン」、「ノンタン でかでかありがとう」 などの原画が並んでいました。ここではCGを使ったアニメで2つくらいの話を流していたのですが、画面の前に沢山の子供たちが集まっていて人気ぶりがよく分かります。また、ノンタンは妹を邪険にしているようでも、いざとなるとしっかりお兄さんな所もあって確かに家族愛があるようでした。なお、会場で貰ったハンドブックによると、実はこのタータンは耳が聞こえないそうで、絵本ではそれについてはっきり描かれている場面は無いそうですが、周りが思いやっているようです。
<第4章 勉強って楽しいものだったんだ>
作者のキヨノサチコ氏は45歳の時にパイロットの免許を取得するために猛勉強したそうです。学生の時は勉強が嫌いだったそうですが、やりたいことの為に勉強することでその楽しさに気がついたそうで、子供にも勉強の楽しさを教えたいと考えたそうです。ここにはノンタンの幼児教育的な側面の作品の原画が並んでいて、「ノンタン・タータン あそび図鑑」(迷路、数字など)、「ノンタン テッテケむしむし」(ノンタンたちがバンドをやってる。ノンタンは赤いギター)などがありました。
<第5章 けんさがんばるもん>
ノンタンは病院の待合室によく置かれているようですが、ある時横浜の看護師さんに、子供の嫌がる検査(心臓カテーテル検査)をノンタンの絵で説明できないかと依頼されたそうです。キヨノサチコ氏はこれを引き受けて「けんさがんばるもん」という作品を描いたそうで、このコーナーにも展示されています。結構、本格的な検査器具の描写などもあり、これを観た子供の中にはノンタンの検査を受けてみたかったと言って進んで検査を受ける子もいたそうで、この作品は今でも他の病院も含めて使われているようです。
また、「ノンタン がんばるもん」という作品も並んでいて、これはノンタンが転んで耳を怪我する(というか裂けてる)話で、手術を受ける話のようでした。
子供の病院への恐怖心を和らげ、勇気を与えるような作品は非常に価値があると思います。
この近くには「いたいの怪獣」というノンタンの作品にも出てくる怪獣が主人公になった作品や、トムトム・ブーというシリーズ、原点となった「あかんべぎつね」などの原画も展示されていました。あかんべぎつねは顔がキツネの形をしている以外はノンタンっぽく、ノンタンよりも原色が多く使われカラフルな感じでした。
少し進むとノンタンのポスターやカレンダー、作者の使った絵の具などもあります。また、実際に絵本が置いてあるテーブルもあり、沢山の子供たちと父母が読んでいました。
<第6章 ノンタンは子供たちと共に>
実はキヨノサチコ氏は2008年に亡くなっていたのですが、半年くらい報道されなかったそうです。その理由は、以前から子供にとって大事なのは作者ではなくノンタンであると言って、死んでも特に報道して欲しいとは思っていなかった為のようです。また、生前のサイン会の際には作者のサインではなく、どんなノンタンを描いて欲しいかと訊いていたというエピソードも紹介されていました。
ここには「ノンタン スプーンたんたんたん」という2011年に出版された作品の原画が並んでいました。これは生前に紙芝居用に描かれたものだそうです。作者が死んでなお人気の高さを伺わせます。
ということで、子供に大人気の展示となっていました。これだけ活況なのに会期が短いのは勿体無い気がします。この記事を書いた時点で残り1日しかありませんが、ノンタン好きのファミリーは是非どうぞ。
おまけ:
グッズ売り場も展示と同じくらい活況で、レジに行列ができるほどでした。
こんな感じでグッズを購入してきました。

こちらは無料のハンドブック。今回の展示について簡潔にまとまっています。



【展覧名】
誕生35周年記念 キヨノサチコ絵本原画の世界 みんな大好き!ノンタン展
【公式サイト】
http://www.kaiseisha.co.jp/special/nontan35th/
http://nontan35th.tumblr.com/
【会場】松屋銀座 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】東京メトロ 銀座駅・銀座一丁目駅 JR有楽町駅
【会期】 2012年1月18日(水)~1月23日(月)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間40分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日14時半頃です)】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_4_⑤_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会場は小さい子を連れたファミリー客が多く、かなり混んでいました。
さて、この展覧会はキヨノサチコ氏によって生み出された「ノンタン」シリーズについての内容で、原画やラフ、アニメなど約150点の作品が並んでいました。ノンタンは1976年に誕生した絵本ですので、今年で35年となり30代前半より若い人は子供の頃に観た覚えがあるのではないかと思います。私も子供の頃に読んだ記憶があるので懐かしさを感じたのですが、私が知っているのは初期の頃のみでその後も様々な本が出ていることを知ることができました。会場はだいたい時系列に6つの章に分かれていましたので、各章ごとに簡単にどんな内容であったかご紹介しようと思います。
<第1章 ノンタンの誕生>
まず最初の章ではノンタンの誕生についてのコーナーです。作者のキヨノサチコ氏は元々絵が好きで漫画家になりたかったそうで、チャンスを得て漫画の連載を持っていたそうです。小さい子にファンが多かったことから児童雑誌で挿絵や付録の絵も描いていたそうですが、ある時いわさきちひろ氏の絵本を読んで絵本を描きたいと考えるようになり、絵本の道に入りました。そして最初に描いたのが「あかんべぎつね」という本で、これはノンタンによく似た白ぎつねの物語です。というのも、この作品がノンタンの元になったらしく、より子供に親しみやすい猫を主人公にするように編集部からアドバイスされて、現在のノンタンが生まれたようです。(ちなみにノンタンという名前は編集者の娘の友達にのんちゃんという人気者がいるという一言がきっかけだったのだとか。)
この「あかんべぎつね」の話はそのまま「あかんべノンタン」としてストーリーを引き継いでいるのですが、いたずらっ子のイメージが強すぎるということで3番目に後回しにされ、先に「ノンタンぶらんこのせて」と「ノンタンおやすみなさい」の2冊でデビューさせたそうです。(1冊だけだと本屋さんで目立たないので2冊出したというエピソードもあるようです。) 出版された時は絵が漫画っぽく芸術的でない、いい子じゃないと批判も沢山あったようですが、すぐに子供たちに大人気となり現在まで多くのファンに愛されています。
最初の方にはこの「ノンタンぶらんこのせて」、「ノンタンおやすみなさい」、「あかんべノンタン」の原画が展示されていて、ストーリーも分かるようになっていました。直筆のラフなども展示されています。その先も原画が続き、「ノンタンおよぐのだいすき」、「ノンタンほわほわほわわ」、「ノンタンおねしょでしょん」、「ノンタン サンタクロースだよ」、「ノンタン あわ ぷくぷくぷぷぷう」、「ノンタンのたんじょうび」「ノンタン ボール まてまてまて」「ノンタン ぱっぱらぱなし」と続いて行きます。この辺は見覚えがあるのが多かったので懐かしいと共に、凄く語感の良いタイトルになっていることに気づきます。これは子供が声に出して楽しくなるのを考えているようで、作者の温かみが分かる気がします。また、この辺には「ノンタン ボール まてまてまて」の迷路のパネルなどもあり、子供たちが遊びながら観ていました。
<第2章 子育てとノンタン>
続いてはキヨノサチコ氏の子育てとノンタンに関するコーナーです。ノンタンのモデルは甥っ子だそうで、あかんべを挨拶がわりにしていたそうです。また、長男が生まれた頃にノンタンシリーズを描き始めたそうで、忙しい時にぐずったりして、ちょっと待っててと後回しにすると具合が悪くなったりするのを経験したそうです。そして、泣くのはそういう時のサインだと気づいたというエピソードが紹介されていました。
ここにはノンタン赤ちゃん版シリーズという作品の原画が並び、「ノンタン にんにんにこにこ」、「ノンタン もぐもぐもぐ」、「ノンタン おしっこしーしー」「ノンタン あそびましょ」、「ノンタン いないいなーい」、「ノンタン じどうしゃぶっぶー」、、「ノンタン はみがきはーみー」、「ノンタン はっくしょん」など(「ノンタン おはよう」もあったかも)がありました。このシリーズは赤ちゃん版の為かストーリーはあるのか無いのか分からず、初めて見ました。普段いい子でないノンタンですが可愛らしい感じに観えますw
この部屋の中央にもラフがあり、他には息子さんのために作った手作りのブタさんのぬいぐるみなどもありました。子供への愛情を感じさせます。
その先はまた通常のノンタンシリーズのコーナーで、「ノンタン おばけむらめいろ」、「ノンタン こちょこちょこちょ」、「ノンタン しゃっくりひっくひっく」と続きます。
<第3章 妹タータン誕生の時>
私は初めて知ったのですが、ノンタンにはタータンという妹がいるらしく、水色のリボンをつけてノンタンによく似ています。このタータンはノンタン25年目で初めて登場したそうで、当初は家族愛をテーマに家族揃って出す構想もあったようですが、妹だけでも家族愛が伝わると考えて妹だけになったようです。名前は最初からタータンとしようと考えていたらしく、これは長男が舌が回らずに呼んでいた名前だそうです。
ここには「ノンタン いもうといいな」、「ノンタン いたいのとんでけ~」、「ノンタン ふわふわタータン」、「ノンタン でかでかありがとう」 などの原画が並んでいました。ここではCGを使ったアニメで2つくらいの話を流していたのですが、画面の前に沢山の子供たちが集まっていて人気ぶりがよく分かります。また、ノンタンは妹を邪険にしているようでも、いざとなるとしっかりお兄さんな所もあって確かに家族愛があるようでした。なお、会場で貰ったハンドブックによると、実はこのタータンは耳が聞こえないそうで、絵本ではそれについてはっきり描かれている場面は無いそうですが、周りが思いやっているようです。
<第4章 勉強って楽しいものだったんだ>
作者のキヨノサチコ氏は45歳の時にパイロットの免許を取得するために猛勉強したそうです。学生の時は勉強が嫌いだったそうですが、やりたいことの為に勉強することでその楽しさに気がついたそうで、子供にも勉強の楽しさを教えたいと考えたそうです。ここにはノンタンの幼児教育的な側面の作品の原画が並んでいて、「ノンタン・タータン あそび図鑑」(迷路、数字など)、「ノンタン テッテケむしむし」(ノンタンたちがバンドをやってる。ノンタンは赤いギター)などがありました。
<第5章 けんさがんばるもん>
ノンタンは病院の待合室によく置かれているようですが、ある時横浜の看護師さんに、子供の嫌がる検査(心臓カテーテル検査)をノンタンの絵で説明できないかと依頼されたそうです。キヨノサチコ氏はこれを引き受けて「けんさがんばるもん」という作品を描いたそうで、このコーナーにも展示されています。結構、本格的な検査器具の描写などもあり、これを観た子供の中にはノンタンの検査を受けてみたかったと言って進んで検査を受ける子もいたそうで、この作品は今でも他の病院も含めて使われているようです。
また、「ノンタン がんばるもん」という作品も並んでいて、これはノンタンが転んで耳を怪我する(というか裂けてる)話で、手術を受ける話のようでした。
子供の病院への恐怖心を和らげ、勇気を与えるような作品は非常に価値があると思います。
この近くには「いたいの怪獣」というノンタンの作品にも出てくる怪獣が主人公になった作品や、トムトム・ブーというシリーズ、原点となった「あかんべぎつね」などの原画も展示されていました。あかんべぎつねは顔がキツネの形をしている以外はノンタンっぽく、ノンタンよりも原色が多く使われカラフルな感じでした。
少し進むとノンタンのポスターやカレンダー、作者の使った絵の具などもあります。また、実際に絵本が置いてあるテーブルもあり、沢山の子供たちと父母が読んでいました。
<第6章 ノンタンは子供たちと共に>
実はキヨノサチコ氏は2008年に亡くなっていたのですが、半年くらい報道されなかったそうです。その理由は、以前から子供にとって大事なのは作者ではなくノンタンであると言って、死んでも特に報道して欲しいとは思っていなかった為のようです。また、生前のサイン会の際には作者のサインではなく、どんなノンタンを描いて欲しいかと訊いていたというエピソードも紹介されていました。
ここには「ノンタン スプーンたんたんたん」という2011年に出版された作品の原画が並んでいました。これは生前に紙芝居用に描かれたものだそうです。作者が死んでなお人気の高さを伺わせます。
ということで、子供に大人気の展示となっていました。これだけ活況なのに会期が短いのは勿体無い気がします。この記事を書いた時点で残り1日しかありませんが、ノンタン好きのファミリーは是非どうぞ。
おまけ:
グッズ売り場も展示と同じくらい活況で、レジに行列ができるほどでした。
こんな感じでグッズを購入してきました。

こちらは無料のハンドブック。今回の展示について簡潔にまとまっています。

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Comment
ノンタン展!
松屋銀座はよく絵本原画展が開催されますね。学生時代、絵本童話が好きだったので、今までも様々行きました。けれど、ノンタン展がやっていたとは…しまった~!と思いました。もう終了しているのですね…。ノンタンはアンパンマン同様アニメ的な要素がありつつ、どちらも特に年齢の低い幼児にとても親しみやすく、持ち歩き側において、繰り返しページを開きたくなる絵本ですね。見に行けず残念でした。グッズも可愛いものがたくさんのようでしたね。行っていたらきっと買うのを我慢できずに大変でした。平清盛展には行けました。厳島神社にまだ行ったことがないので、当時の煌びやかな文明、技術を数々の国宝にみて感動しました。にしても、ノンタン…なぜ知らなかった、自分…。(ショックが隠せず…)
Re: ノンタン展!
>mikiさん
コメント頂きありがとうございます。
ノンタン展は思った以上に面白かったので会期が短いのがちょっと残念でしたね。
私も絵本の展示も何度か観ていますが、これほど子供に人気の展示は記憶にありませんでした。
巡回の情報が見当たらないので、無いのかなあ。
>平清盛展
こちらも会期が短めですよね。私は行けるか微妙な感じです^^; 平家納経だけでも観てみたいです。
コメント頂きありがとうございます。
ノンタン展は思った以上に面白かったので会期が短いのがちょっと残念でしたね。
私も絵本の展示も何度か観ていますが、これほど子供に人気の展示は記憶にありませんでした。
巡回の情報が見当たらないので、無いのかなあ。
>平清盛展
こちらも会期が短めですよね。私は行けるか微妙な感じです^^; 平家納経だけでも観てみたいです。
ターたん
のんたん、大好きです。たーたんも、すきです。
でも、まだ、あまりしらないので、もっとしれるように、
がんばります。
でも、まだ、あまりしらないので、もっとしれるように、
がんばります。

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