関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

【国立西洋美術館】の案内 (常設 2012年03月)

先日、上野の国立西洋美術館に行って特別展と常設を観てきました。まだ特別展の記事を仕込み中なので、今日は先に常設展について書こうと思います。

公式サイト
 http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

今回も作品の写真を撮ってきましたので、一部をご紹介しようと思います。
 ※常設展はフラッシュ禁止などのルールを守れば撮影可能です。(中には撮ってはいけない作品もあります。)
  掲載等に問題があったらすぐに削除しますのでお知らせください。

参考記事
 国立西洋美術館の案内 (常設 2011年10月)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2011年07月)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2010年10月 絵画編)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2010年10月 彫刻編)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2010年06月)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2010年02月)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2010年01月)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2009年10月)
 国立西洋美術館の案内 (常設 2009年04月)


ヴィンチェンツォ・カテーナ 「聖母子と幼い洗礼者ヨハネ」
DSC_19335.jpg
こちらは2011年度購入の新収蔵作品です。1480年頃のヴェネツィアで描かれた作品で、非常に色鮮やかで明るい雰囲気でした。これで何と2億559万円だとか。

ヤーコブ・ファン・ロイスダール 「砂丘と小さな滝のある風景」
DSC_19341.jpg
ロイスダールは17世紀のオランダの画家で、風景を得意とした人です。後のバルビゾン派に影響を与えたそうですが確かに似た雰囲気があります。

アレッサンドロ・マニャスコ 「嵐の海の風景」
DSC_19343.jpg
アレッサンドロ・マニャスコは18世紀のイタリアの画家です。はじめは肖像画で成功しましたが、後に風景画や風俗画に取り組み個性を発揮したそうです。雲の動きがダイナミックで、広い風景に対して人間が小さく感じられました。

アレッサンドロ・マニャスコ 「羊飼いのいる風景」
DSC_19347.jpg
こちらもアレッサンドロ・マニャスコ。先ほどの作品と対になるように展示されていました。

オノレ・ドーミエ 「果物を取り合う二人の童子」
DSC_19353.jpg
こちらは2010年度購入の新収蔵作品です。ドーミエは1830年代に風刺版画家として有名になり、1840年代後半からは油彩画にも取り組んでいます。これはどういう意味があるかはわかりませんでしたが明暗が強くドラマティックな印象でした。何かの物語なのかな?
 参考記事:オノレ・ドーミエ版画展―『カリカチュール』と初期の政治諷刺画― (国立西洋美術館)

ウジェーヌ・カリエール 「クレマンソー」
DSC_19453.jpg
褐色の色合いが個性的なカリエールの肖像画。象徴主義的な雰囲気でどこかまどろむような画面に見えます。

ウジェーヌ・カリエールはカリエールアカデミーという画塾を開いてマティスやドランを輩出した画家です。ロダンとも親交があったようで、以前この美術館でそれを題材にした展覧会も開かれていました。
 参考リンク:ロダンとカリエール

ウジェーヌ・カリエール 「母と子」
DSC_19456.jpg
こちらもカリエール。柔らかい濃淡が独特の世界観です。

カミーユ・ピサロ 「収穫」
DSC_19459.jpg
のんびりした風景を描いた作品。初めて観た時ピサロとは気が付かなかった^^;

サム・フランシス 「ホワイト・ペインティング」
DSC_19465.jpg
シミのように見えますが、にじみのような表現は日本美術からの影響があるぞうです。

アルベール・グレーズ 「収穫物の脱穀」
DSC_19469.jpg
かなり大画面の作品。キュビスムの多面的な構成が面白いです。


ということで、今回は初めて観る新収蔵品もありました。常設にはこれ以外にも巨匠の作品(特に印象派)が沢山ありますので、上野に行ったら寄ってみると楽しいかと思います。

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